写真はイメージです。本稿は特定の商品について論じたものではなく、ヘアケア用品全般について解説したものです Photo:PIXTA
世の中の美容師は、お客様から「ドラッグストアでおすすめのシャンプーはありますか?」「市販品とサロン専売品は何が違うのですか?」といった質問を頻繁に受けます。多くの美容師はサロン専売品を勧めますが、それは決して「単なる営業トーク」や「市販品の批判」ではありません。現役美容師の視点から、ヘアケア用品の実態を解説します。(現役美容師・ライター 操作イトウ)
「市販されているシャンプー、正直どう?」
現役美容師の答えは……
皆さんは、シャンプーにこだわりはありますか?そして、自分に合ったモノを選べている自信はありますか?
ドラッグストアに並ぶ沢山の商品の中から、自分に合うシャンプーを厳選するのはとても難しいですよね。
ドラッグストアに並ぶシャンプーには「ダメージ補修」「うるおいのある髪へ」といったキャッチコピーが並びます。しかし、実際の使い心地は「使ってみないと分からない」のが正直なところです。
また、品質に満足できなかったとしても、「もったいない」と感じて使い切ったり、新しい製品を試すのが面倒になったりして、そのまま同じ商品を使い続ける人もいるのではないでしょうか。
われわれ美容師は、こうしたモヤモヤを抱えたお客様から「ドラッグストアでオススメのシャンプーはありますか?」といったご質問をいただくことが日常的にあります。
こうしたご質問に対し、「ドラッグストアでオススメのシャンプーはありません」と率直に答える美容師も少なくありません。
ですが、このような答えは、少々誤解を生んでいる気がします。
まず大前提として、私たちは一般販売されているシャンプー(以下「市販品」)を否定したいわけではありません。消費者の皆さんが、それぞれの好みや価値観に合う、お気に入りのシャンプーに出合っていただくことがベストだと考えています。
基本的に、サロン専売品は市販品よりも高価ですが、決して営業トークの一環で「高いシャンプー」を勧めたいわけでもありません。プロの目線でフラットに比較した結果、品質面ではサロン専売品に軍配が上がるということをお伝えしたいのです。
しかし、限られた接客時間の中で、詳しくご説明するのは至難の業です。
そこで今回は、市販品とサロン専売品の違いを、現役美容師の目線で解説します。両者は一体何が違うのでしょうか――。







