カタールの首都ドーハに集まった地域の安全保障当局者らは、米国とイランの対立が再び激化する可能性に身構える中、米国から厳しいメッセージを突きつけられた。自分たちの身は自分たちで守る必要がある、というものだった。駐トルコ米大使で、ドナルド・トランプ大統領のシリア・イラク担当特使を務めるトム・バラック氏は、数十年にわたり世界の安全保障を支えてきた大きな枠組みが大きく変わりつつあり、中東をはじめとする各国は地域的なパートナーシップを通じて自国の安全を確保することに重点を置くべきだとの見解を示した。バラック氏はドーハで開催された年次世界安全保障フォーラムで、「過去80年間、米国が世界の保証人であったという状況はもはや存在しない」とし、「この政権で起きていることは放棄ではない。再編へのメッセージだ」と述べた。「そのメッセージは、十代の子どもを育てるようなものだ。簡単ではない」