NHKキャスター歴17年。NHK在職時代に大学院で心理学を学び、現在は大学の教員をしつつ、スピーチコンサルタントとして、大学の教員をしつつ、スピーチコンサルタントとして、政治家、経営者、ビジネスパーソン、学生などに「信頼を勝ち取るスキル」を伝授している矢野香氏。このたび『【NHK式+心理学】一分で一生の信頼を勝ち取る法―NHK式7つのルール』 を発売したばかりの矢野氏に、誰でもできる簡単&最強1分自己紹介、について語ってもらおう。
最強話法「PREP・LP法」とは?
【著者オフィシャルサイト】 http://www.authenty.co.jp
今回は「NHK式+心理学」のテクニックの集大成として、最強の1分自己紹介のコツをお伝えします。
この肝は「PREP(プレップ)法」をバージョンアップさせた「PREP(プレップ)・LP(エルピー)法」です。
「PREP法」とは、Point(結論)、Reason(理由)、Example(例)、Point(結論)の順番で話す方法です。
頭文字を取って「PREP法」。ビジネスのプレゼンテーションなどで論理的に話すときにおすすめ、とされている文章構成なので、聞いたことがある方もいるかもしれません。
1分自己紹介にも「PREP法」が有効です。
「PREP・LP法」は途中の「Point」「Reason」「Example」までは「PREP法」と同じですが、その先は「Passion」と「Letʼs」「Please」の頭文字です。
つまり「PREP・LP法」とは、Point(結論)、Reason(理由)、Example(例)、Passion(情熱)、Letʼs(誘い)、Please(お願い)の順番で話す方法です。
「PREP法」と「PREP・LP法」は、どちらもシンプルでわかりやすく、論理的な話し方なので、信頼感を得ることができます。
二つの違いは、「PREP・LP法」だと、より聞き手があなたの考えに賛同し、あなたのファンになるということです。
ファンになった相手は、あなたを一生信頼してくれます。