「誰からも好かれるビジネスパーソン」になりたいと思う人は少なくないだろう。「誰からも好かれる必要なんてない」と言う人でも、ある程度の人からは好かれていたいと思うはずだ。特に日常的に接する相手が決まっている職場であればあるほど、人間関係をそつなくこなすことは、大げさに言えば「生き延びる術」でもある。それでは、どんなタイプが人から好かれるのか。20~30代のビジネスパーソンを対象にしたアンケート結果からわかったのは、意外にもシンプルな答えだった。
男女ともに最も多かった回答は
「元気なあいさつ」をする人
エンジニア派遣業の株式会社VSNが行った「20代・30代 ビジネスパーソンの意識調査」(※)。この中で、「『誰からも好かれるビジネスパーソン』になるために必要だと思えるスキルをお選びください」という質問がある。選択肢は「人付き合いが良い」「仕事への積極性」「協調性がある」など15項目で、複数回答できる。
男女両方で最も多かった回答は、「元気なあいさつ」というもの。他の選択肢よりもシンプルかつ具体的な項目で、その気になりさえすれば明日から実践できそうだ。本当に元気なあいさつをすれば職場で好かれるかはわからないが、あいさつ一つにもその人の人柄が出るものだし、投げやりなあいさつよりも、気持ちのよいあいさつが好まれるのは間違いないだろう。
※全国・20~30代の男女600人(男性300人、女性300人)を対象に行ったインターネット調査。調査日時は7月11日~14日。