そのためカード所有者は名刺を渡したあとでも、ウェブサイトに掲載する情報を何度でも変更できるうえに、ウェブサイトアドレスを変更することもできる。また専用ソフトウェアを利用すれば、誰が名刺情報にアクセスしたのか、情報がどのように利用されたかといったデータも入手できるという。

転職しても情報をアップデートできる<br />USBチップ付き名刺「swivelCard」が米国で登場名刺にUSBチップが内蔵されている

 ただし現時点ではこの追跡・分析ソフトウェアは非常に基本的な性能しか持っていないため、今後さらなる開発を進める予定だと、swivelCard開発者らは述べている。

名刺情報は勝手に書き換えられない
セキュリティ対策も万全

 swivelCardが内蔵するUSBチップ(ドライブ)の容量は1MB以下と非常に小さい。また読み取り専用となっているため、利用者が自分のファイルを追加することもできない。なぜこういう仕組みになっているかというと、名刺を渡した相手が、勝手に情報を変更できないようにするためだ。

 各チップにはIDが割り当てられており、このIDとユーザー登録情報によって、ユーザーのみが名刺情報を変更できるようになっている。

 またswivelCardはNFCにも対応、QRコード付きとなっている。

 swivelCardは、米国のクラウドファンディングサイト「Kickstarter」で1万ドルの資金調達を目指していたが、9月頭の締め切り日までに、目標額をはるかに上回る11万5647ドルの資金を調達した。カードの配送は10月から開始する予定としている。

(岡 真由美/5時から作家塾(R)