他にも、認知症患者を中心とした高速道路の逆走。そしてアクセルとブレーキの踏み間違いもそのひとつ。年間約6000件の同種の事故のうち、30%ほどが高齢者によるものとか。

 たとえば立体駐車場からの車転落事故の報道でも、女性高齢者ドライバーが目立ちます。2011年の11月22日には北海道のイオン帯広店で、73歳の女性が亡くなりました。立体駐車場3階からの落下でした。

 また2012年の8月26日には東京の帝国ホテルでも、同様の事故がありました。立体駐車場4階からの転落です。運転していた60代女性は胸の骨を折る重傷ではありましたが、不幸中の幸いで同乗していた30代の娘と生後4ヵ月のお孫さんは無事でした。

 いずれもブレーキ痕はなく、アクセルとブレーキの踏み間違いと見られています。フェンスはありましたが落下を防ぐことはできませんでした。

われわれは、この予測される大変化(女性高齢者ドライバーの激増)に、どう対処するのでしょうか。もう、時間の余裕はありません。行動するならあと2~3年のうちなのです。

参考図書
『ハカる考動学』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

参考サイト
『交通安全白書:安全運転の確保』内閣府
『どうしたら防げるの?高齢者の交通事故』政府広報オンライン
『女性ドライバーの交通事故』日産自動車
「年齢階層別・自動車乗用中の交通事故死者数推移をグラフ化してみる(2015年)」ガベージニュース

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