クルマは1台しか所有できないと考えている人も多いが、複数のマシンを持つことは可能だ。購入資金と維持費と保管場所が確保できれば、簡単に増やせる。拙著を読めば、その方法がわかるはずだ。
60歳を過ぎてからモテてもつまらない
若いうちから好きなことをしよう
安くて優良な中古車を探し出し、節約したマネーで、これまた安くて優良な不動産を購入して、貸す。これをバカみたいに繰り返すだけで、インフラの整った現代の日本では、やや悠々自適な生活を送ることができる。
勇気を振り絞って大きなレバレッジをかけなくても、創意工夫があれば、低予算でほぼ引退した人生を送ることができる。会社を定年してから好きなことを始めるよりも、早めにつとめ人を卒業して、昼間からクルマを乗り回す生活をしてもいいのではないか。
定年後、退職金で欲しかったマシンを購入しても、もはや若い頃の運転テクニックは戻ってこない。精神に肉体がついていかないのだ。60歳を超えてから女性にモテても、もはや手遅れである。できるだけ若いときに、乗りたいクルマを購入して、思う存分、運転しまくることを激しくオススメする。
貯金が数億円あれば、別に新車で購入してもいいのだが、無理にローンを組んで、ミエを張って新車に乗る意味を感じないだけだ。
だって、日本は中古車天国だから。
ただし、中古品を買うことは、他人の手垢がついていて、悪魔に魂を売るようなものだと考えている人は、絶対に新車を買うほうがいい。そのほうが高い心の満足度が味わえる。むしろ、新車を買う人が大勢いないと、いい中古車が出てこない。新車を頻繁に乗り換える人は、中古車マニアにとって神様みたいな存在だ。