【ラスベガス】イヌは「人間の最良の友」と言われるが、録音された声が本物か偽物かを判断してもらうにはネズミの方が良いのかもしれない。  ラスベガスで先に開催されたサイバーセキュリティー会合「ブラックハットUSA」で発表された研究によると、動物には自然な発話の要素を見分ける能力がある。この研究は、人工知能(AI)システムが生成するコンピューター音声を検知するシステムの構築方法に影響を与えるかもしれない。  背景には、専門家たちが憂慮する「ディープフェイク」の増加がある。