【ワシントン】動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」を運営する中国企業が2017年の企業買収を通して米国への進出拡大を果たしたことを巡り、マルコ・ルビオ米上院議員(共和、フロリダ州)は国家安全保障に基づく買収見直しを呼び掛けている。  ルビオ氏は9日、財務省に宛てた書簡で、中国のバイトダンス(字節跳動)による動画共有アプリ「Musical.ly(ミュージカリー)」買収について調査を求めた。バイトダンスは短編動画共有プラットフォームとして爆発的な人気を誇るティックトックの親会社。