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保険契約を見直して新NISAにも資金を振り向けたいが、どこを見直せばいいのか――。特集『生保・損保・代理店の正念場』（全31回）の＃8では、そんな悩みを解決すべく、保険ジャーナリストの森田直子氏とファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢氏に、実際の保険契約の事例を使って保険見直し術について解説してもらった。（ダイヤモンド編集部副編集長 片田江康男）
2家族の保険契約内容を見直し
お金のプロならではの視点満載！
保険か、新NISAか――。株式市場が好調な今、多くの人はこんなお金の悩みに直面しているのではないだろうか。
そんなときは、まず「保険と新NISAの役割と特徴をつかむ」「家族構成や保有資産に応じた必要保障額を算出する」「契約するチャネルを吟味する」の3原則を思い出してほしい。よく考えずに、保険会社の営業職員やNISAを取り扱う証券会社の担当者に言われるがまま、契約することだけは避けたい（本特集＃1『「保険を取るか新NISAを取るか」迷ったら思い出そう！後で痛い目に遭わないための3原則』参照）。
一方で、既に保険を契約している人は、契約内容を見直すことになるだろう。だが、本特集＃3で保険ジャーナリストの森田直子氏とファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢氏が指摘しているように、契約中の保険を安易に中途解約すると、損をしてしまう可能性もある（本特集＃3『「新NISA」と「保険」のどちらを選ぶ？お金のプロが“賢い選択”の仕方を指南【対談】』参照）。
そこで、本特集＃３に登場した森田氏と風呂内氏に、「30代子育て真っ最中世代」と「50代引退後を考えたい世代」の2家族の、実際の契約を見直してもらった。
次ページで、お金のプロならではの見直しポイントを余すところなくお届けする。
