クリエイティブディレクター
水野学が、段取りの秘密を全公開!
ISBN:978-4-478-10320-3
定価(本体1300円+税)
多くのプロジェクトを「同時に」「早く」
動かすにはどうすればいいのか?
多くのプロジェクトを手がける
クリエイティブディレクターが
その「段取り」の秘密を全公開します。
◎仕事を効率的に進める上で
避けては通れない「段取り」。
とても大切な技術なのに
学校でも会社でもきちんと教えてはくれない。
◎本書は多くのプロジェクトを並行して進め、
ハイクオリティのものを生み続ける
クリエイティブディレクター、
水野学氏が教える「段取り」の本である。
◎クリエイティブディレクターは
あらゆる商品や会社の
ブランディングやデザインを手がける仕事。
付き合うのは常に他業界であり、
かつ、受け仕事だ。
決定権やスケジュール感も
コントロールしづらい中で、
いかに水野氏は「段取り」をしているのか。
その秘密を明かす。
著者からのメッセージ
多くの仕事を日々進め、
ありとあらゆる関係者と
コミュニケーションをとりますが、
ぼく自身にストレスはありません。
仕事はスムーズにどんどん進んでいきますし、
チームも円滑に動いています。
それはなぜか?
ストレスなく仕事が順調に進むのは、
きちんと「段取り」をしているからです。
「段取り」という言葉は
少し古くさいかもしれません。
それでも、仕事においてとても大切なことです。
仕事の目的を定め、きちんと計画し、
あらゆる突発的なことも先回りしながら、
時間どおりに実現させる。
段取りとは、仕事の「超基本」なのです。
おもな目次
クリエイティブディレクターが「段取りの本」を書く理由
CHAPTER 1 段取りは「目的地」を決めるところから
◎1 プロジェクトのゴールをイメージする
◎2 ゴールを「ビジュアル」で共有しよう
◎3 想像の範囲を100年後まで広げよう
◎4「ターゲット」の解像度を極限まで上げよう
CHAPTER 2 最高の段取りをするために
「目的地までの地図」を描こう
◎1 すべての仕事は「ルーティン」である
◎2「ルーティン」が余裕を生み、仕事の質も上がる
◎3 コンセプトはプロジェクトの「警察」である
◎4 まず「知ること」からすべては始まる
CHAPTER 3 目的地まで最短距離で進もう――時間と効率化の話
◎1 すべてにおいて時間は「王さま」
◎2「締め切りが完成」である
◎3 仕事が入る「時間ボックス」を用意する
◎4「つらい仕事か、楽しい仕事か」は考えない
◎5 スケジュールが破綻しないために
CHAPTER 4 脳内に「空白をつくる」ために段取りをしよう
◎1 段取りが大切であるほんとうの理由
◎2 なるべく「ボール」を持たないようにする
◎3 生産性をマックスにするための打ち合わせ
CHAPTER 5 目的地までチームで動こう
◎1「チーム」を超えて「仲間関係」をつくろう
◎2 チーム全体で同じ方向を向くために
◎3 本音のコミュニケーションがチームを円滑にする
◎4 段取りをスムーズにするリーダーのひと工夫
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著者プロフィール
水野学(みずの・まなぶ)
good design company代表。
クリエイティブディレクター、
クリエイティブコンサルタント。
ゼロからのブランドづくりをはじめ、
ロゴ制作、商品企画、パッケージデザイン、
インテリアデザイン、コンサルティング
までをトータルに手がける。
おもな仕事に、相鉄グループ「デザインブランドアッププロジェクト」、熊本県「くまモン」、中川政七商店、久原本家「茅乃舎」、イオンリテール「HOME COORDY」、東京ミッドタウン、オイシックス・ラ・大地「Oisix」、興和「TENERITA」「FLANDERS LINEN」、黒木本店、NTTドコモ「iD」、農林水産省CI、宇多田ヒカル「SINGLE COLLECTION VOL.2」、首都高速道路「東京スマートドライバー」など。ブランド「THE」の企画運営も手がける。
The One Show金賞、D&AD銀賞、CLIO銀賞、London International Awards金賞ほか受賞多数。
著書に『「売る」から、「売れる」へ。水野学のブランディングデザイン講義』(誠文堂新光社)、
『センスは知識からはじまる』『アウトプットのスイッチ』『アイデアの接着剤』(すべて朝日新聞出版)などがある。