舩越園子 ゴルフジャーナリスト ふなこし・そのこ/東京都出身。東京学芸大学附属高等学校を経て早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。百貨店、広告代理店勤務を経て1989年にフリーライターとして独立。93年渡米。以来米国に常駐し、在米ゴルフジャーナリストとして活動。米ツアー選手や関係者たちと直に接しながらの取材と独特の表現力で、マスメディアの記者たちとは一線を画すユニークなアングルから米国ゴルフの本質をとらえ続けてきた。誰よりも豊富な生の情報をもち、米ツアー選手たちからの信頼も厚い。人間模様や心情から選手像を浮かび上がらせる人物の取材、独特の表現方法が魅力。近年は新聞、雑誌、インターネット等への執筆に加え、講演やテレビ、ラジオにも活動の範囲を広げている。著書訳書多数。近著は、朝日新聞・夕刊で10年に渡って連載中のコラム「素顔のプロたち」をまとめ、昨年11月に刊行した「王者たちの素顔」(実業之日本社)。 #2 松山英樹・マスターズ2021制覇の影に「2度の悔し涙」、格闘の10年秘史 舩越園子 松山英樹が日本人初の偉業を成し遂げた。2011年の初出場から10回目の挑戦で、ついにマスターズを制覇したのである。グリーンジャケットを手にするまでの10年、その知られざる格闘の日々を、松山をよく知るゴルフジャーナリストがつづる。栄光の陰には2度の悔し涙があった。 2021年6月7日 5:25