
河原成美
一風堂を国内外で展開する力の源ホールディングスを創業した河原成美社長の、起業家の原点をたどると、25歳で犯した過ちに突き当たる。その過ちへの思い、その出来事がもたらした自身の変化とは何か。その後、いかにして繁盛店を作り、なぜニューヨークで1杯1700円もするラーメンを売ることにしたのか。前回に続き、河原社長が語りつくした。

ラーメン「博多一風堂」を中心に、世界15カ国に約300店舗を展開する力の源ホールディングス。創業者である河原成美社長の起業家としての歴史は、まさしく波瀾(はらん)万丈だ。若かりし頃に、ある過ちで逮捕。その後、たった5坪の小さなバーの店主から始まり、今では年商約300億円の一大ラーメンチェーンを築いた。そこにはどのような物語があったのか。
