
星野翔次
前回(『役職定年後にやる気をなくす社員と、意欲高くいられる社員の決定的な差』)は、シニア社員の意欲低下が起こる背景には「バッドサイクル」があると説明した。では、シニア社員の意欲を高めるためにはどうすべきなのか。今回は「4つのメソッド」を解説する。

人生100年時代といわれる中で、60歳を超えてからも働き続ける人は今後ますます増えていくだろう。企業にとってもそうした「シニア社員」にいかに活躍してもらうかは、大きな課題といえる。ただ、現状は役職定年を経て、環境や立場が変わると働く意欲が低下してしまうシニア社員も少なくない。こうしたシニア社員の意欲を高めるにはどうすべきなのか。意欲低下の原因を明らかにするとともに、モチベーションアップのヒントを探ってみよう。
