児玉真美

著述家

こだま・まみ/一般社団法人日本ケアラー連盟代表理事。1956年生まれ。京都大学文学部卒業後、カンザス大学教育学部でマスター取得。英語教員を経て著述家。最近の著書に、『増補新版 コロナ禍で障害のある子をもつ親たちが体験していること』(編著)、『殺す親 殺させられる親──重い障害のある人の親の立場で考える尊厳死・意思決定・地域移行』(以上、生活書院)、 『〈反延命〉主義の時代──安楽死・透析中止・トリアージ』(共著、現代書館) 、『見捨てられる〈いのち〉を考える──京都ALS嘱託殺人と人工呼吸器トリアージから』(共著、晶文社) 、 『私たちはふつうに老いることができない──高齢化する障害者家族』 『死の自己決定権のゆくえ──尊厳死・「無益な治療」論・臓器移植』 (以上、大月書店)など多数がある。

「社会のお荷物は安楽死」になりかねない危険な未来…「手を下す」ことに思い悩む医師たち
児玉真美
膨れ上がる社会保障コストは、先進国においては大きな問題であり、安楽死にはその議論が必ずつきまとう。だが、社会に利益のある者を残し、お荷物を処理する発想の果てにはなにが起こるのか。安楽死がすでに合法化された欧米諸国の事例から、日本はなにを学ぶべきだろうか。本稿は、児玉真美児玉真美『安楽死が合法の国で起こっていること』(ちくま新書)の一部を抜粋・編集したものです。
「社会のお荷物は安楽死」になりかねない危険な未来…「手を下す」ことに思い悩む医師たち
子どもの安楽死を認める国も…なし崩しで対象が広がる危険な実態
児玉真美
欧米の安楽死先進国で認められる安楽死は「意思決定能力」がある人による「自己決定」が大原則。それゆえ認知症や知的障害者、子どもなどの意思決定弱者を守るためにセーフガードが設けられているが、現場を追認する形で規制はなしくずしに緩和されていく一方だ。この先に何が起こるのか――。本稿は児玉真美『安楽死が合法の国で起こっていること』(ちくま新書)の一部を抜粋・編集したものです。
子どもの安楽死を認める国も…なし崩しで対象が広がる危険な実態
安楽死の先進国で起きている「偽装安楽死」の恐怖…医師が冗談まじりに致死量のモルヒネ投与
児玉真美
日本では、薬の投与で死に至る安楽死や本人の意思を尊重して延命治療を中断する尊厳死について認められていない。法的に「死ぬ権利」が認められている欧米諸国では一体、どのようなことが問題になっているのだろうか。本稿は児玉真美『安楽死が合法の国で起こっていること』(ちくま新書)の一部を抜粋・編集したものです。
安楽死の先進国で起きている「偽装安楽死」の恐怖…医師が冗談まじりに致死量のモルヒネ投与
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