箱石シツイ

理容師

1916年(大正5年)生まれの108歳。理容師生活94年目の2023年、米国のリサーチ会社から世界最高齢の現役理容師に認定される。栃木県那須郡大内村で農家の5人きょうだいの4番目として生まれる。12歳で奉公に出て、14歳で上京。理髪店で働きながら理容師資格を取得。1939年、22歳のときに結婚し、東京・下落合に理髪店を開業。2児をもうけるも、長女は脳性麻痺に。1944年、夫の二郎さんが軍隊に召集され、旧満州で戦死。その報せが届いたのは終戦から8年後だった。実家に疎開の相談に行った夜に空襲で理髪店は焼失。その後、2人の子どもを抱え故郷の栃木県那須郡那珂川町に戻り、1953年に「理容ハコイシ」を開業、70年以上営業を続けている。102歳までひとり暮らしで身の回りのことはすべて自分でこなした。常連のお客さんが来れば今でも店に出る。2021年の東京五輪では息子と二人三脚で聖火ランナーを務めた。2024年11月10日に108歳を迎え「世界最高齢の現役理容師」のギネス世界記録を申請する予定。

“108歳の聖火ランナー”を苦しめた完走の重圧…眠れないほどの不安を一発で解消した「発想の大転換」
箱石シツイ
1916年生まれのシツイさんは2021年3月、なんと104歳で東京オリンピックの聖火ランナーという大役を全うする。しかし、毎日トレーニングを続けるなか、“荷の重さ”に押しつぶされそうになったときもあったという。世界最高齢の現役理容師、シツイさんが語る当時の思いとは。本稿は、箱石シツイ『108歳の現役理容師おばあちゃん ごきげん暮らしの知恵袋』(宝島社)の一部を抜粋・編集したものです。
“108歳の聖火ランナー”を苦しめた完走の重圧…眠れないほどの不安を一発で解消した「発想の大転換」
108歳の現役理容師、箱石シツイさんが教える「働くことの意味」
箱石シツイ
夫が戦死したあと女手ひとつで息子と障がいのある娘を育て、2人が自立したあとは102歳までひとり暮らし。108歳の今も現役で美容師を続ける街の名物おばあちゃん・シツイさんの元気の源とは。本稿は、箱石シツイ『108歳の現役理容師おばあちゃん ごきげん暮らしの知恵袋』(宝島社)の一部を抜粋・編集したものです。
108歳の現役理容師、箱石シツイさんが教える「働くことの意味」
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