「ベルサイユのばら」池田理代子が経験した学園紛争とフランス革命描写への影響
長山靖生
1970年代は『ベルサイユのばら』や『エースをねらえ!』など、後世に語り継がれる名作恋愛少女マンガが次々と誕生した時代。そこに描かれた恋愛は、男女の恋にとどまらず、歴史や時代背景とも深く結びついていたという。70年代少女マンガを代表する作品を読み解きながら、当時の若者たちが憧れた「愛」のかたちを探る。※本稿は、評論家の長山靖生『恋愛少女マンガ全史――ラブコメと若者文化の変遷を探る』(筑摩書房)の一部を抜粋・編集したものです。