IPO株の銘柄分析&予想

「アイペット損害保険」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他のペット、損害保険関連企業との比較や予想まで解説![2018年4月25日 情報更新]

2018年3月22日公開(2022年3月29日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 アイペット損害保険
市場・コード/業種 東証マザーズ・7323/保険業
上場日 4月25日
申込期間(BB期間) 4月10日~4月16日
おすすめ証券会社 大和証券SMBC日興証券マネックス証券SBI証券岡三オンライン証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 4500円(+57.89%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

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【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

アイペット損害保険のIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 4月6日
ブックビルディング(抽選申込)期間 4月10日~4月16日
公開価格決定 4月17日
購入申込期間 4月18日~4月23日
払込日 4月24日
上場日 4月25日

アイペット損害保険のIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2018年4月9日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
大和証券(主幹事証券)
[最短翌日に取引可能]
89.6
公式サイトはこちら!
SMBC日興証券
[最短3日で取引可能]
1.7
公式サイトはこちら!
マネックス証券
[最短2日後に取引可能]
4.3
公式サイトはこちら!
SBI証券
[最短翌日に取引可能]
0.9
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岡三オンライン証券
[最短2日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
岡三証券 1.7  
いちよし証券 1.7  

アイペット損害保険のIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 2600
仮条件
[予想PER(※2)
2600~2850円
[―倍~―倍]
公募価格 2850円
初値 4500円
初値騰落率 +57.89%
予想トレーディングレンジ(※3) 2500円~7000円
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社1社の予想PER(2018年4月5日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【平均PER】 62.5倍
アニコムHD<8715> 62.5倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社とのPERと比較すると、本銘柄は赤字予想のため公開価格の割安度は判断できない

アイペット損害保険の発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 514万7467株(予定)
公開株式数 公募45万株  売出23万4700株
(オーバーアロットメントによる売出10万2700株)
想定公開規模(※1) 20.5億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

アイペット損害保険はペット保険のマザーズ上場案件

「アイペット損害保険」の公式サイトより

 ペット保険事業を展開する。通院から入院・手術まで広くカバーした犬・猫向けペット医療費用保険「うちの子」及び「うちの子プラス」、補償を限定して保険料を抑えたペット手術費用保険「うちの子ライト」に加え、2017年より鳥・うさぎ・フェレット向けペット医療費用保険「うちの子キュート」も販売している。保有契約は35万件を突破した。

 ペット関連市場は安定成長が続いており、なかでもペット保険は成長期待が大きい分野である。業界最大手で類似企業となるアニコムHD<8715>は高い評価を受けている。ただ、親株主であるドリームインキュベータ<4310>のロックアップが解除される公開価格の1.5倍に株価が迫る局面では警戒感が台頭する可能性がある。

 公開規模については20億円前後となる見込みで、マザーズ上場案件としてはやや大きい。

◆「アイペット損害保険」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
大和証券[最短翌日に取引可能]
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アイペット損害保険の業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2014/3 5,102
(―)
443
(―)
344
(―)
2015/3 6,364
(24.7%)
▲ 1,460
▲ 1,249
2016/3 8,128
(27.7%)
307
106
2017/3 10,071
(23.9%)
297
(-3.3%)
196
(84.9%)
2018/3予 12,161
(20.8%)
380
▲ 137
2017/12 3Q 8,995
(―)
316
(―)
▲ 104
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:-26.62円/-円
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。

アイペット損害保険の業績コメント

 2018年3月期の業績は、経常収益が前期比20.8%増の121.6億円、経常利益が3.8億円の見込みとなっている。

 なお、業績予想は未経過保険料方式に基づき開示されており、財務会計上の初年度収支残高方式と異なる。未経過保険料方式に基づく前期経常利益は3.4億円で、当期は10.1%経常増益予想となる。

 足元では、同社は持続的成長へ向け営業活動に注力しており、保有契約数は34万2422件(前期末比4万2219件増、同14.1%増)と順調に増加している。また正味損害率は、保険金単価上昇等による保険金支払増加により39.5%となった。一方、正味事業費率は、コスト効率化の実施等により46.9%となった。この結果、両社を合算したコンバインド・レシオは86.4%となった。

 さらに、鳥・うさぎ・フェレット向け保険である「うちの子キュート」の販売開始、継続率向上へ向けた施策の実施、予防医療の推奨など、収益拡大へ向けた各種施策にも取り組んでいる。

 なお、事業規模拡大に向けた基幹システム開発の作業遅れに伴い今後の計画を見直した結果、当第3四半期累計期間に特別損失として固定資産処分損2.5億円を計上している。このため、当期純損益は1.3億円の赤字となる見込み。

アイペット損害保険の詳細情報

■基本情報
所在地 東京都港区六本木一丁目8番7号
代表者名(生年月日) 代表取締役 社長執行役員 山村 鉄平(昭和50年3月27日生)
設立 平成16年5月11日
資本金 33億1533万円(平成30年3月22日現在)
従業員数 356人(平成30年2月28日現在)
事業内容 ペット保険事業
■売上高構成比率(2017/3期 実績)
品目 金額 比率
正味収入保険料 10,067 百万円 100.0%
合計 10,067 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 株式会社ドリームインキュベータ 303万4002株 64.59%
2 みずほ証券プリンシパルインベストメント株式会社 23万4700株 5.00%
3 YCP Holdings Limited 23万4000株 4.98%
3 株式会社フォーカス 23万4000株 4.98%
3 双日株式会社 23万4000株 4.98
6 株式会社ソウ・ツー 21万株 4.47%
7 アイペット損害保険従業員持株会 15万7040株 3.34%
8 秋元 康 4万7000株 1.00%
9 明治キャピタル9号投資事業組合 3万2858株 0.70%
10 山村 鉄平 2万5000株 0.53%
10 工藤 雄太 2万5000株 0.53%
10 田中 聡 2万5000株 0.53%
10 山内 宏隆 2万5000株 0.53%
合計   451万7600株 96.17%
■その他情報
手取金の使途 ・基幹システム開発にかかる設備投資及び開発費用
・業務支援システム開発にかかる設備投資費用
・商品対応システムにかかる設備投資費用
・業務支援システム開発にかかる設備投資費用
・事業拡大及び人員増加に伴う札幌支店の移転にかかる建物等の投資
・本社増床にかかる敷金及び内装等の設備資金
・青森事業所の移転にかかる敷金及び内装等の設備資金
として充当する予定
関係会社 (株)ドリームインキュベータ (親会社) 戦略コンサルティング事業・インキュベーション事業
VC売却可能分(推定) -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 2016年3月31日
割当先 YCP Holdings Limited、(株)フォーカスキャピタルマネジメント、
他1社、他5名
発行価格 640円
◆「アイペット損害保険」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
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アイペット損害保険の銘柄紹介

 同社は、「ペットとの共生環境の向上とペット産業の健全な発展を促し、潤いのある豊かな社会を創る。」という経営理念のもと、2004年よりペット保険事業を行っている。同社が提供しているペット保険には、ペットを家族の一員として飼育している顧客がもしもの時に不安なく、安心して「うちの子」に治療を受けさせることができるようにとの思いが込められている。

 同社では、様々な顧客のニーズに対応できるよう、複数の商品を取り揃えている。ペット保険への認知が高まるにつれ、同社のペット保険に対する支持が次第に拡大し、2018年2月末では保有契約が35万件を突破した。顧客と大切なペットが豊かで楽しい生活を送れることがペット共生社会の実現に貢献するものであると考え、今後もペット保険事業を展開し、損害保険会社としての社会的責任を果たしていくことを目指している。

・商品について

 同社では顧客のニーズに合わせ、ペットの通院から入院・手術まで幅広くカバーした犬・猫向けのペット医療費用保険「うちの子」及び「うちの子プラス」、手術と手術を含む連続した入院に補償を限定し、保険料を抑えたペット手術費用保険「うちの子ライト」の3つのタイプの商品を販売している。また、2017年4月より鳥・うさぎ・フェレット向けのペット医療費用保険「うちの子キュート」を新たに販売開始している。

・販売チャネル(経路)について

 同社は主に、ペットショップ代理店及び一般代理店等からなる代理店チャネルと、インターネット等を通じた募集を行うダイレクトチャネルの2つに分類している。顧客ニーズやシーンに合わせて同社の商品を案内している。

(1)代理店チャネル

 代理店は損害保険会社との間で締結した「損害保険代理店委託契約」に基づき、保険会社に代わって保険募集を行う。同社では、保険会社のために保険契約の媒介のみを行う媒介代理店を通じて保険募集を行っている。同社は主に、ペットショップ代理店、一般代理店等に販売を委託している。なお、同社の代理店数は2018年2月末時点で全国875社。

(2)ダイレクトチャネル

 代理店を経由せず顧客が保険に加入する場合、同社コンタクトセンターから商品の説明を受ける、または同社が提供する資料やウェブサイト等の内容を確認のうえ、契約の申込みと保険料の支払手続きを行うことで、完了となる。

・その他サービス等

(1)クラブアイペット

 クラブアイペットとは、同社と提携している全国の様々な施設や店で、同社のペット保険の契約者が利用できる優待サービスである。トリミングサロンやペットホテルの割引優待のほか、ドッグカフェ、しつけ教室、ペット雑誌、ペットグッズ等の優待・情報サービスを順次追加している。

(2)自社メディア

 2015年10月より3つの自社メディアの運営を開始している。

アイペット損害保険の投資のポイント

 2015年度のペット関連総市場規模は小売金額ベースで前年度比1.5%増の1兆4720億円(矢野経済研究所発表)と安定成長が続いており、なかでもペット保険は成長期待が大きい分野である。業界最大手で類似企業となるアニコムHD<8715>は予想PER60倍台の高評価を受けており、株価パフォーマンスも良好な人気銘柄となっている。アニコムHDは2010年の上場時に公開価格の2.0倍となる初値を付けた。

 しかし、同社の親株主であるドリームインキュベータ<4310>は当面、連結を維持するとしつつも最終的に保有株を全て売却する方針であり、そのロックアップが解除される公開価格の1.5倍に株価が迫る局面では警戒感が台頭する可能性がある。また、公開規模もマザーズ上場案件としてはやや大きいため、現時点では保守的な予想にとどめたい。

 同社は、ペットの通院から入院・手術まで幅広くカバーした犬・猫向けのペット医療費用保険「うちの子」及び「うちの子プラス」、手術と手術を含む連続した入院に補償を限定し、保険料を抑えたペット手術費用保険「うちの子ライト」の3つのタイプの商品を販売する。また、2017年より鳥・うさぎ・フェレット向けのペット医療費用保険「うちの子キュート」を販売している。

 主な販売チャネルはペットショップ代理店及び一般代理店等からなる代理店チャネルと、インターネット等を通じた募集を行うダイレクトチャネルの2つで、2018年2月末時点の代理店数は全国875社。ペット保険への認知が高まるにつれ、同社のペット保険に対する支持も次第に拡大し、2018年2月末時点で保有契約は35万件を突破している。

 業績面について、2018年3月期は経常収益が前期比20.8%増の121.6億円、経常利益が3.8億円の見込みとなっている。業績予想は未経過保険料方式に基づき開示されており、財務会計上の初年度収支残高方式と異なる。未経過保険料方式に基づく前期経常利益は3.4億円で、当期は10.1%経常増益予想となる。なお、事業規模拡大に向けた基幹システム開発の作業遅れに伴い特別損失として固定資産処分損2.5億円を計上しており、純損益は1.3億円の赤字となる見込み。

 最終赤字予想のためバリュエーション面では評価しづらいが、前述のとおり類似企業のアニコムHDは高PERとなっている。

 公開規模については20億円前後となる見込み。ドリームインキュベータの保有株は303万4002株(上場時発行済株数の58.9%)あり、そのロックアップは上場日後90日経過または公開価格の1.5倍で解除される。なお、第2位株主にはみずほ系投資会社が顔を出しているが、上場時の売出しで全株放出する。その他ベンチャーキャピタル株主も保有株はさほど多くない。とはいえ、上場後はドリームインキュベータによる保有株売却が警戒される場面も出てくるだろう。

◆「アイペット損害保険」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
大和証券[最短翌日に取引可能]
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SMBC日興証券[最短3日で取引可能]
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マネックス証券[最短2日後に取引可能]
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

■「IPO株が当たらない!」という人は、まずこちらの記事へ!
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【2025年2月1日時点】


【2025年版】本気でIPO当選を狙うなら、真っ先に押さえておきたい!
IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
23社
52社
19社
52社
24社
47社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
397万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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SMBC日興証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
11社
76社
21社
91社
13社
89社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1367万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは松井、SBI、東海東京の3社!
SBI証券の公式サイトはこちら
※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
【2025年2月1日時点】


【2025年版】数多くのIPO株に申し込める!
IPO[取扱銘柄数]の多いおすすめ証券会社

◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
54社
0社
61社
0社
65社
100%:1単元1票の平等抽選 1200万
【ポイント】
ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。
※口座数は2025年1月末時点
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楽天証券の公式サイトはこちら
◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
55社
0社
70社
0社
55社
70%以上:1人1票の平等抽選 162万
【ポイント】
年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。
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◆IPOの当選確率を上げるための「証券会社の選び方」と「申し込む優先順位」を解説! IPOの当選確率を上げるには「資金繰り」と「抽選配分」をチェックしよう!
◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」!
松井証券の公式サイトはこちら
マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
1社
50社
0社
53社
0社
61社
100%:1人1票の平等抽選 268万
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
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◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!
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【IPOだけでなく「米国株」の銘柄数もトップクラス!】
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◆岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
49社
0社
49社
0社
38社
10%以上:1人1票の平等抽選
90%以下:取引実績による優遇抽選
46万
【ポイント】
以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。
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◆「岡三オンライン証券」の「IPO(新規公開株)」取扱数が急増中で、IPO投資に必須のネット証券へ!岡三証券との連携強化で、全IPOの7割が申込可能に!?
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◆大和コネクト証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
37社
0社
44社
0社
42社
70%:1人1票の平等抽選
30%:優遇抽選
【ポイント】
大和証券グループのスマホ証券で、大和証券が幹事証券となっているIPO銘柄は基本的にすべて取り扱っている。全割当のうち100%すべてがネット配分で、そのうち70%が1人1票の平等抽選に配分されるのがメリット。また、優遇抽選の対象条件は「39歳以下」「NISA口座を開設済み」「信用取引口座を開設済み」「信用取引の建玉を保有」「投資信託を保有」の5つで、該当する項目が多いほど当選確率はアップする。どの優遇条件も比較的ハードルが低いのはメリットだ。
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◆「スマホ証券」の手数料やおすすめポイントを比較!「LINE証券」「大和コネクト証券」「STREAM」など、株初心者でも使いやすいスマホ特化の証券会社を紹介
◆1株(単元未満株)から株が買える証券会社を比較! 株初心者でも“少額で株式投資を始められる”証券会社の売買手数料や取扱商品、おすすめポイントを解説!
大和コネクト証券の公式サイトはこちら
◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
35社
0社
42社
0社
37社
10%以上:1人1票の平等抽選 34万
【ポイント】
IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
20社
0社
26社
0社
23社
10%以上:1人1票の平等抽選 178万
【ポイント】
五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。
※2025年2月1日から名称変更。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
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