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「婚迷時代」の男たち

アラフォー男がモテる不況時代
若い女性が「年の差婚」に走る本当の理由とは?

西川敦子 [フリーライター]
【第18回】 2009年7月17日
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 このところ、「年の差婚カップル」の誕生がお茶の間を賑わせている。ネプチューンの堀内健さん(39歳)と一般女性(22歳)。ドリームズ・カム・トゥルーの中村正人さん(49歳)とハイ・アンド・マイティー・カラーの翁長麻紀さん(20歳)などなどだ。

 「若い子と結婚できて羨ましいな」
 「こんなの、一部の芸能人の話だろ。一般人には関係ないよ」

 などと言っている場合ではない。今回の婚活ブームで「年の差婚」はおおいに増える可能性がある。そうなれば、結婚適齢期の30代男性たちはいつ結婚できるやらわかったものではない。

 「10歳くらいの年齢差は珍しくなくなりましたね」

アルパ代表 小山礼子さん

 こう打ち明けるのは、結婚相談所、マリッジクラブ「アルパ青山」の代表、小山礼子さん。大手コンサルティング会社、投資ファンドを経て現職に就いた。自身が築いたネットワークから年収や職業、人柄、外見などにすぐれた男性会員を擁し、婚活女子の人気を得ている。

 「アラサー女性とアラフォー男性。アラフォー女性と50歳前後の男性。そんな組み合わせが急に増えてきました」と話す。

  大きな理由は2つある。

  ひとつは、結婚適齢期にあたるアラサ―男性が婚活しにくくなっていること。昨年からの不況で、この世代の男性は結婚に二の足を踏んでいる。婚活パーティーや一部の結婚相談所などでは女性客が激増する一方、男性客の確保が難しくなっているそうだ。

  小山さんも「男性会員の平均年齢は以前は39歳だった。ところがブーム以降、42歳に上がっています」と打ち明ける。

  もうひとつの理由は、経済的な安定を求める女性が増えていること。このため、年収の低い若者層より、ミドル層に人気が集まっているのだ。

年収900万円/一部上場企業勤務/39歳/容姿イマイチ
年収350万円/中小企業勤務/29歳/なかなかイケメン

では、圧倒的に前者が有利なのである。

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西川敦子 [フリーライター]

1967年生まれ。上智大学外国語学部卒業。編集プロダクション勤務を経て、独立。週刊ダイヤモンド、人事関連雑誌、女性誌などで、メンタルヘルスや介護、医療、格差問題、独立・起業などをテーマに取材、執筆を続ける。西川氏の連載「『うつ』のち、晴れ」「働く男女の『取扱説明書』」「『婚迷時代』の男たち」は、ダイヤモンド・オンラインで人気連載に。


「婚迷時代」の男たち

仁義なき最新の婚活事情から、結婚をビジネスにする企業、結婚生活や離婚の実態までを徹底取材。「結婚」という2文字に翻弄される男たちの姿を追う。はたして「結婚」は男を幸せにするのか――。

「「婚迷時代」の男たち」

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