前回の試乗記編で「デザインも悪くない。乗り心地も良い。200万円台でこんなにしっとり良いクルマが買えるなんて」とフェルさんがとても褒めていたコンパクトSUV「フロンクス」。日本とインドで共同設計、インドで生産して日本に“輸入”しているからこそ実現できた価格といえましょう。しかしスズキは、過去に「バレーノ」というクルマで同じことにトライして台数が伸びなかった過去があるのです。フロンクスにあって、バレーノになかった“あるもの”とは……?(コラムニスト フェルディナント・ヤマグチ)
6日の仕事始めから、連日連夜の新年会
みなさまごきげんよう。
フェルディナント・ヤマグチでございます。
今週も明るく楽しくヨタ話からまいりましょう。
1月6日の始業以降、連日連夜の新年会であります。
元メルセデスの広報部長、川上昌明氏のお声がけで集まったクルマ関係新年会。今年出るクルマの早耳情報から中古車相場の雲行きまで、幅広いクルマ談義で盛り上がりました。
こちらは、都内某所の名前を出せない秘密焼肉店で開かれた世田谷区民新年会。ご一緒したなべやかん君。芸風のイメージとは裏腹に、大変な勉強家、努力家であることに驚かされました。パワーリフティングの元日本チャンピオンでもあったんですな。
ヘビの形に30km走る「干支ラン」
3連休初日は、都内をその年の干支の形に走る「干支ラン」に参加してきました。
巳年の今年は半蔵門のジョグリスを起点に、蛇の形を30キロほど。キロ6分のまったりペースなので、会話を楽しみながらノンビリ距離を刻むことができました。
主催者の本間友佳子さん。コース設定からラン当日の取り仕切りまで、完璧なオペレーションでございました。年末の試走を含めると、今回で何と5回目の走行とのこと!短期間に30キロのコースを5回も……頭が下がります。
ということで、本編へとまいりましょう。
スズキが生んだ世界の名車、フロンクスの開発者インタビューです。