IPO株の銘柄分析&予想
2015年10月8日公開(2016年4月21日更新)
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「IPO株の銘柄分析&予想」

著者・コラム紹介

IPO株の銘柄分析&予想

ザイ・オンライン編集部

「かんぽ生命保険」のIPO情報総まとめ!
スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、
他の生命保険との比較や株価の予想まで解説!

会社名(市場・コード) かんぽ生命保険
市場・コード/業種 東証1部・7181/生命保険業
申込期間(BB期間) 10月8日~10月16日
おすすめ証券会社 大和証券岡三オンライン証券カブドットコム証券丸三証券楽天証券マネックス証券SBI証券松井証券立花証券内藤証券むさし証券安藤証券
フィスコ分析による
市場の注目度
最高★5つ

【関連記事】
日本郵政IPOに今からでも間に合う証券会社はココ! 最短で申込翌日から取引可能なカブドットコム証券や最短2日で口座開設可能なSBI証券でIPOに申し込め!

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

かんぽ生命保険のIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 10月7日
ブックビルディング(抽選申込)期間 10月8日~10月16日
公開価格決定 10月19日
購入申込期間 10月20日~10月23日
払込日
上場日 11月4日

かんぽ生命保険のIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(幹事証券会社)

■幹事証券会社(2015年10月8日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
大和証券(主幹事) 7.8%
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カブドットコム証券[最短で翌日口座開設可能]
(主幹事のグループ会社)
―%
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岡三オンライン証券
(主幹事のグループ会社)
―%
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楽天証券[最短2日で口座開設可能] ―%
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マネックス証券 0.3%
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SBI証券[最短2日で口座開設可能] 0.3%
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松井証券 0.2%
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立花証券 0.1%
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丸三証券 0.4%
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安藤証券 0.004%
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むさし証券 0.1%
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内藤証券 0.1%
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野村證券(主幹事) 20.0%  
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(主幹事) 20.0%  
SMBC日興証券(主幹事) 7.8%  
岡三証券(主幹事) 1.1%  
ゴールドマン・サックス証券(主幹事) 4.6%  
JPモルガン証券(主幹事) 4.6%  
その他、合計60社以上 ―%  

かんぽ生命保険のIPOは、いくらで買える?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
仮条件 1900~2200円
公募価格 2200
初値 2929円
初値騰落率 +33.14%
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

■レンジ予想(2015年10月8日時点)
想定仮条件レンジ
[予想PER]
2100円~2200円
[15.0倍(連)~15.7倍(連)]
予想トレーディングレンジ(※)
[予想PER]
2200円~3200円
[15.7倍(連)~22.9倍(連)]
※期間は上場後1年を想定。

かんぽ生命保険の発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 6億株(予定)
公開株式数 公募―株 売出6600万株
(オーバーアロットメントによる売出―株)
想定公開規模 1386億円~1452億円

かんぽ生命保険は、どんな会社?

 日本郵政グループで生命保険業を営む。全国2万局を超える郵便局ネットワークを主な販売チャネルとして、養老保険・終身保険を中心とした保険商品を提供している。前期末時点で保険の保有契約件数約3,300万件、被保険者数約2,500万人の顧客基盤を有する。

 グループ3社のなかで唯一、今期最終増益の予想となっているが、バリュエーションは類似会社と比較して割安感に乏しい。ただ、今期予想配当利回りは2016年3月までの5ヶ月間で2.6%と3社のなかで最も高く、PBRの高さを補うだろう。

 昨年10月上場のリクルートHD<6098>以来となる大型案件だが、普段株式投資を手掛けていない個人などの参加が見込まれるほか、上場後もパッシブファンドやインカムファンド等の資金流入が期待される。

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かんぽ生命保険の業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 経常収益
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2012/3 12,538,618(―) 531,388(―) 67,734(―)
2013/3 11,834,920(-5.6%) 529,375(-0.4%) 91,000(34.3%)
2014/3 11,233,925(-5.1%) 463,506(-12.4%) 63,428(-30.3%)
2015/3 10,169,236(-9.5%) 493,169(6.4%) 81,758(28.9%)
2016/3予 ―(―%) ―(―%) ―(―%)

■連結業績推移(単位:百万円・% )
決算期 経常収益(伸び率) 経常利益(伸び率) 純利益(伸び率)
2014/3 11,234,114(―) 462,748(―) 62,802(―)
2015/3 10,169,241(-9.5%) 492,625(6.5%) 81,323(29.5%)
2016/3予 9,550,000(-6.1%) 350,000(-29.0%) 84,000(3.3%)
2015/6 1Q 2,473,125(―%) 107,412(―%) 22,936(―%)
予想EPS/配当 単独:-円 連結:140.00円(上場時発行済株式数で試算)/56.00円

かんぽ生命保険の業績コメント

 2016年3月期の業績は、経常収益が前期比6.1%減の9兆5500億円、経常利益が同29.0%減の3500億円と減収減益の見通しとなっている。

 足元の生命保険業界は、少子高齢化や単身世帯化の進展、ライフスタイルの変化等を背景とした顧客のニーズの多様化、選別志向の高まりなどに対応する販売チャネルの強化、商品の開発等により、各社間の競争が激化している。

 このような環境のもと、同社は販売チャネルの営業力強化や、加入年齢の引上げ・短期払い養老保険の発売等の顧客ニーズに対応した商品開発・高齢者サービスの充実に努めることにより、養老・終身保険を中心に新契約月額保険料が増加の見通し。一方、保険契約が満期を迎えること等から、保有契約件数が減少すること等で、保険料等収入は減収の見通し。資産運用収益は、低金利環境が長期化する中、保有契約の減少に伴う総資産の減少などにより減収となる見通しとなっている。

 なお、通期計画に対する第1四半期末時点における進捗率は、経常収益2兆4731億円で25.9%、経常利益1074億円で30.7%となっている。

かんぽ生命保険の詳細情報

■基本情報
所在地 東京都千代田区霞が関一丁目
代表者名(生年月日) 取締役兼代表執行役社長 石井 雅実(昭和27年9月4日生)
設立 平成18年9月1日
資本金 5000億円(平成27年9月10日現在)
従業員数 新規上場会社7552人 連結会社8052人(平成27年6月30日現在)
事業内容 生命保険業

■売上高構成比率(2015/3期実績)
品目 金額 比率
生命保険事業 10,169,241 百万円 100.0%
合計 10,169,241 百万円 100.0%

■大株主
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 日本郵政株式会社 6億株 100.00%
合計   6億株 100.00%

■その他情報
手取金の使途

関係会社 日本郵政株式会社 (親会社) 持株会社
かんぽシステムソリューションズ株式会社 (連結子会社) 情報システムの設計、開発、保守及び運用業務の受託
VC売却可能分(推定) ―社 ―株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日
割当先
発行価格

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かんぽ生命保険の銘柄紹介

 保険業法に基づく認可を得て生命保険業を営む同社を中心とした企業グループである。同社及び連結子会社1社で構成されている。親会社である日本郵政を中心とした日本郵政グループにおける、生命保険事業セグメントを担っている。主な事業内容は次のとおり。

(A)生命保険業

 同社は、次の(1)~(3)の保険引受業務、及び(4)~(12)の資産運用業務を展開する。ただし、同社には、他の生命保険会社にはない、郵政民営化法による制約がある。

■保険引受業務
(1)個人保険及び財形保険
(2)個人年金保険及び財形年金保険
(3)再保険

■資産運用業務
(4)有価証券の取得
(5)不動産の取得
(6)金銭債権の取得
(7)金銭の貸付(コールローンを含む)
(8)有価証券の貸付
(9)預金又は貯金
(10)金銭、金銭債権、有価証券又は不動産等の信託
(11)有価証券関連デリバティブ取引、金融等デリバティブ取引又は先物外国為替取引
(12)その他郵政民営化法第138条に定められた方法等

(B)他の保険会社(外国保険業者を含む)やその他金融業者の業務代理・事務代行

 自社の保険商品の販売に加えて、次のように他社の保険会社の商品の受託販売等を行っている。

・アフラック
・エヌエヌ生命保険株式会社
・住友生命保険相互会社
・東京海上日動あんしん生命保険株式会社
・日本生命保険相互会社
・三井住友海上あいおい生命保険株式会社
・明治安田生命保険相互会社
・メットライフ生命保険株式会社

 なお、アフラックとの業務代理及び事務代行に関しては、同社がアフラックの商品の受託販売を行うことに加えて、同社と同様にアフラックの商品の受託販売を行っている郵便局の従業員に対する教育・指導等を、同社がアフラックから受託し、事務代行をしている。

かんぽ生命保険の投資のポイント

 日本郵政グループ3社のなかで唯一、今期最終増益の予想となっているが、バリュエーションは想定売出価格で前期実績PBR0.65倍、今期予想PER15.4倍と、類似会社となる第一生命保険<8750>(0.64倍、14.2倍)やT&D HD<8795>(0.69倍、12.0倍)を意識して設定されており、日本郵政<6178>やゆうちょ銀行<7182>に比べ割安感に乏しい。ただ、今期予想配当利回りは2016年3月までの5ヶ月間で2.6%と3社のなかで最も高く、PBRの高さを補うことができるだろう。来期業績が横ばいで配当性向50%として試算した配当利回りも3.26%と高い。

 同社は、全国2万局を超える郵便局ネットワークを主な販売チャネルとして、養老保険・終身保険を中心とした保険商品を提供している。前期末時点で保険の保有契約件数約3,300万件、被保険者数約2,500万人の顧客基盤を有する。中期経営計画では、新契約月額保険料を2016年度に500億円台(2014年度見込みは464億円)に乗せ、保有契約件数についても2017年度以降の底打ち・反転を目指す。2017年度当期純利益は800億円程度を見込む。配当性向は30~50%程度を目安としている。

 業績面について、2016年3月期は経常収益が前期比6.1%減の9兆5500億円、経常利益が同29.0%減の3500億円と減収減益の見通しとなっている。ただ、前述のとおり当期純利益は同3.3%増の840億円と増益を見込む。

 昨年10月上場のリクルートHD<6098>(公開規模2138億円)以来となる大型案件だが、日本郵政グループ3社のなかでは相対的に小さい。抜群の知名度と配当利回りの高さから、普段株式投資を手掛けていない個人などの参加が見込まれるほか、上場後もパッシブファンドやインカムファンド等の資金流入が期待される。

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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

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2015年実績 ネット配分・
抽選方法
口座数
(稼働口座数)
NISA対応
主幹事数 取扱銘柄数
 ◆SBI証券
8社 78社 70%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジ
ポイント」順に配分
365万
(−)
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、
多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなり資金力がある人ほど有利になる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」は、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのがメリットだ。
SBI証券の公式サイトはこちら
 ◆SMBC日興証券
24社 72社 10%:1人1票の平等抽選
273万
(−)
【ポイント】
大手証券の中でもIPOには力を入れており、2015年の主幹事数は野村證券に続く実績。2015年における初値騰落率1位のロゼッタ(初値騰落率433.1%)、3位のネオジャパン(初値騰落率401.7%)の主幹事も務めている。
1人1単元しか申し込めないので、資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。
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 ◆マネックス証券
0社 50社 100%:1人1票の平等抽選
164万
(100万)
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2015年には、主幹事こそないが50社ものIPO銘柄を取り扱った。割り当てられたIPO株の100%すべてを1人1票の平等抽選で配分。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
マネックス証券の公式サイトはこちら
 ◆岩井コスモ証券
0社 41社 10%以上:1人1票の平等抽選

(−)
×(※1)
【ポイント】
中堅証券会社でありながら、2015年の取扱銘柄数は41社と、大手証券会社に引けをとらない実績を持つ。しかも、2015年に初値が5倍以上に高騰したIPO株は3銘柄あるが、岩井コスモ証券はそのすべてを取り扱っている。1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。
岡三オンライン証券の公式サイトはこちら
 ◆東海東京証券
5社 27社 10%:1単元1票の平等抽選
41万
(−)
【ポイント】
準大手証券会社の東海東京証券は、大手証券会社には届かないものの、多くのIPO銘柄を扱っており、2015年は5銘柄で主幹事も務めた
東海東京証券への割当が2000単元未満の場合は、取引実績に応じて当選確率がアップする「IPO個人優遇ステージ」を適用した抽選となるが、その場合でも、取引実績が最低ランクの投資家に10%が配分され、その中で平等抽選が行われる。
東海東京証券の公式サイトはこちら
※ 口座数、稼働口座数は2016年3月末時点。

 

IPOの取り扱い数が多いだけでなく
主幹事の銘柄数も多くて当たる確率大!
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