IPO株の銘柄分析&予想
2016年6月23日公開(2016年8月4日更新)
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「IPO株の銘柄分析&予想」

著者・コラム紹介

IPO株の銘柄分析&予想

ザイ・オンライン編集部

「リファインバース」のIPO情報総まとめ!
スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、
他の廃棄物再生、産業廃棄物処分企業との比較や予想まで解説![2016年8月4日 情報更新]

会社名 リファインバース
市場・コード/業種 東証マザーズ・6531/サービス業
上場日 7月28日
申込期間(BB期間) 7月12日~7月19日
おすすめ証券会社 大和証券SBI証券SMBC日興証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ

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【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

リファインバースのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 7月8日
ブックビルディング(抽選申込)期間 7月12日~7月19日
公開価格決定 7月20日
購入申込期間 7月21日~7月26日
払込日 7月27日
上場日 7月28日

リファインバースのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2016年7月11日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
大和証券(主幹事証券) 91.5
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SBI証券
[最短2日で口座開設可能]
1.7
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SMBC日興証券
[最短5日で口座開設可能]
0.8
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みずほ証券 3.4  
いちよし証券 0.8  
ちばぎん証券 0.8  
エース証券 0.8  

リファインバースのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 1700
仮条件
[予想PER(※2)
1500~1700円
13.3倍~15.1倍]
公募価格 1700円
初値 2770円
初値騰落率 +62.94%
予想トレーディングレンジ(※3) 1500円~4000円
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※2 期間は上場後1年を想定。

■類似会社3社の予想PER(2016年7月6日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 16.5倍
タケエイ<2151> 11.7倍(連)
アミタHD<2195> 31.9倍(連)
エンビプロ<5698> 6.0倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERを、類似会社3社の平均PERと比較すると若干割高になっているが、これはアミタホールディングス (2195)のPERが極端に高いためと考えられる。この後の「投資のポイント」でも書いているが、その他の類似企業と比較すると割高感が意識される可能性がある。

リファインバースの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 137万8310株(予定)
公開株式数 公募9万株  売出7万4800株
(オーバーアロットメントによる売出2万4700株)
想定公開規模(※1) 3.2億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

リファインバースは廃棄物を再資源化する革新機構案件

 廃棄物に再資源化処理を行うことで合成樹脂を製造し販売する再生樹脂製造販売事業、産業廃棄物の収集運搬・中間処理を行う産業廃棄物処理事業を展開する。再生樹脂製造販売事業では、使用済みタイルカーペットの再資源化に着目している。産業廃棄物処理事業は、主に首都圏で排出される建築系廃棄物を対象としている。

 公開規模がマザーズ上場案件としても非常に小さく、強い初値形成を期待する向きもあるだろう。しかし、ベンチャーキャピタルの保有株が非常に多く、これら株主のロックアップは公開価格の1.5倍以上で解除される。

 公開規模については3億円強となる見込み。産業革新機構を含めたベンチャーキャピタルの保有株は上場時の売出株を控除しても641,470株(上場時発行済株数の46.5%)ある。

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リファインバースの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2012/6 481
(―)
11
(―)
▲ 207
(―)
2013/6 562
(16.9%)
33
(198.5%)
▲ 91
2014/6 626
(11.3%)
19
(-41.8%)
16
2015/6 702
(12.2%)
5
(-71.6%)
0
(-98.3%)

■連結業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高(伸び率) 経常利益(伸び率) 純利益(伸び率)
2014/6 1,702
(―)
102
(―)
68
(―)
2015/6 1,809
(6.3%)
149
(45.2%)
70
(1.9%)
2016/6予 2,048
(13.2%)
237
(59.0%)
155
(121.1%)
2016/3 3Q 1,597
(―%)
193
(―%)
130
(―%)
予想EPS(※)
/配当
単独:-円、連結:112.46円/0.00円
予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの

リファインバースの業績コメント

 2016年6月期の業績は、売上高が前期比13.2%増の20.4億円、経常利益が同59.0%増の2.3億円と増収増益の見通しとなっている。

 足元では、不動産・建築市場が回復基調にある中、同社グループの再生樹脂製造販売事業では、企業の新築オフィス物件への移転や拠点統合等の動きが見られ、使用済みタイルカーペットの調達量も順調に推移してきた。原状回復時のタイルカーペットの張り替え件数が増えていることに加え、インテリア業界において環境対応製品に対する需要が着実に増加しているなど、同社再生樹脂に対する需要は順調に推移している。

 一方、新規事業の着手により、研究開発費等の費用は増加した。産業廃棄物処理事業においても、新規顧客の獲得、既存顧客での取引拡大、内装解体事業の受注増加などを通じ、順調に推移している。

 なお、通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高15.9億円で78.0%、経常利益1.9億円で81.4%となっている。

リファインバースの詳細情報

■基本情報
所在地 東京都中央区日本橋人形町三丁目10番1号
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 越智 晶(昭和45年12月21日生)
設立 平成15年12月25日
資本金 3億円(平成28年6月23日現在)
従業員数 新規上場会社31人 連結会社118人(平成28年5月31日現在)
事業内容 廃棄物に再資源化処理を行うことで合成樹脂を製造し販売する再生樹脂製造販売事業、産業廃棄物の収集運搬・中間処理を行う産業廃棄物処理事業

■売上高構成比率(2015/6期 実績)
品目 金額 比率
再生樹脂製造販売事業 700 百万円 38.7%
産業廃棄物処理事業 1,109 百万円 61.3%
合計 1,809 百万円 100.0%

■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 (株)産業革新機構 25万株 17.48%
2 MSIVC2008V投資事業有限責任組合 13万3000株 9.30
3 越智 晶 12万4760 8.72%
4 住友商事(株) 119250株 8.34%
5 住江織物(株) 105000株 7.34
6 三井住友海上C2005V投資事業有限責任組合 10万株 6.99%
7 NVCC6号投資事業有限責任組合 7万5400株 5.27%
8 越智 敏裕 6万500株 4.23%
9 九州ベンチャー投資事業有限責任組合 5万3750株 3.76%
10 (株)新生銀行 4万4000株 3.07%
合計   106万5660 74.50%

■その他情報
手取金の使途 再生樹脂製造販売事業における再生ナイロン製品の量産化のため、当社子会社インバースプロダクツ(株)が設置する予定のナイロン再生設備への設備投資として平成29年6月期に全額充当する予定。
関係会社 (株)ジーエムエス(連結子会社)産業廃棄物処理事業
インバースプロダクツ(株)(連結子会社)再生樹脂製造販売事業
VC売却可能分(推定) 株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 2013年12月25日
割当先 (株)産業革新機構
発行価格 2,000円※株式分割を考慮済

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リファインバースの銘柄紹介

 廃棄物の再資源化を目的とした事業展開を行っている。現在の事業区分は再生樹脂製造販売事業並びに産業廃棄物処理事業となっている。グループは、同社及び連結子会社2社で構成される。

 再生樹脂製造販売事業においては、現時点では使用済みタイルカーペットの再資源化に着目しており、廃棄されたタイルカーペットに対して同社グループの独自技術により再生処理を行い再度タイルカーペットの製造に利用できる合成樹脂製品として販売している。産業廃棄物処理事業は主として、首都圏で排出される建築系廃棄物の収集運搬・中間処理を行っている。

(1)再生樹脂製造販売事業

 再生樹脂製造販売事業は、使用済みタイルカーペットを独自技術により再生処理を行い合成樹脂製品として販売している。

 同事業は、製造業としての側面に加えて産業廃棄物の中間処理事業としての側面も有する。そのため売上は、使用済みタイルカーペットの受け入れ時に処理受託料として計上されるもの、及び再生樹脂のタイルカーペットメーカー等への販売時に計上されるものがある。

 使用済みタイルカーペットの受け入れに関する営業体制としては、産業廃棄物処理業者への営業活動を担当1名で行っている。現時点では最終処分場への処理委託より安価で同社グループが中間処理を受託できる状態にあるため、十分競争力のある状態であると考えられる。

 再生樹脂の販売についても、オフィスビル運営者等のエコへの取り組みに対する機運の高まり等を背景に、大手タイルカーペットメーカー各社の再生樹脂利用ニーズは高まっている。現状は担当1名にて販売活動を行っており、一部商社経由での販売もあるものの、住江織物株式会社、東リ株式会社、株式会社サンゲツ、株式会社川島織物セルコン等、主要なタイルカーペットメーカーの製品原料としての販売を実現している。

 また同社の再生樹脂は品質の安定したコスト競争力のある汎用樹脂として建築資材や自動車部品など、タイルカーペット以外の用途でも積極的に採用されている。

 原料調達及び製品販売ともに継続的な取引関係に基づいているため、少人数による効率的な販売体制を構築している。

 連結子会社インバースプロダクツ株式会社での製造工程の最終段階では、粉砕した繊維層を比重分離し、樹脂部分と繊維部分に分けている。現在この繊維部分については、生産数量の約半分は廃棄物燃料用原料として販売しているが、残りの約半分は同社グループが処分費用を払ってサーマルリサイクル処理委託もしくは最終処分場にて埋め立て処理している。使用済みタイルカーペットの再資源化率を100%に近づけるために、当該繊維部分を原料として再生ナイロン樹脂を製造する方法を研究している。

(2)産業廃棄物処理事業

 主に首都圏で排出される産業廃棄物を対象とし、廃棄物を収集し中間処理工場へ運搬する「収集運搬」業務、自社中間処理工場へ搬入された廃棄物を品目別に適切に選別し、異物除去、破砕、圧縮等の処理を行う「中間処理」業務、中間処理された廃棄物を整えた上で可能な限り再資源化品として搬出する「再資源化」業務を行っている。

リファインバースの投資のポイント

 公開規模がマザーズ上場案件としても非常に小さく、強い初値形成を期待する向きもあるだろう。今年上場した41社の公開価格に対する初値騰落率は平均+68.0%だが、公開規模が5億円未満だった10社では同+142.8%となっている。しかし、同社については筆頭株主である産業革新機構を含めたベンチャーキャピタルの保有株が非常に多く、これら株主のロックアップが解除される公開価格の1.5倍以上では実質的に公開規模14億円強の案件と同様の需給状況を想定しておく必要がある。

 同社グループは、廃棄物の再資源化を目的とした事業を展開する。売上高の38.7%(2015年6月期実績)を占める再生樹脂製造販売事業では、独自技術により廃棄されたタイルカーペットの再生処理を行い、再度タイルカーペットの製造に利用できる合成樹脂製品として販売している。同61.3%を占める産業廃棄物処理事業は、主に首都圏で排出される建築系廃棄物の収集運搬・中間処理を行っている。

 業績面について、2016年6月期は売上高が前期比13.2%増の20.4億円、経常利益が同59.0%増の2.3億円と増収増益の見通しとなっている。想定仮条件水準の前期予想PERは14~16倍程度となっており、2017年6月期見通しを踏まえた価格設定と考えられるが、類似企業と比較して割高感が意識される可能性がある。

 公開規模については3億円強となる見込み。ただ、前述のとおり産業革新機構を含めたベンチャーキャピタルの保有株が709,270株あり、上場時の売出株を控除しても641,470株(上場時発行済株数の46.5%)残る。これら株主のロックアップは上場日後90日経過、あるいは公開価格の1.5倍以上で解除される内容となっている。なお、直前のIPO(7/21上場のデュアルタップ<3469>及びインソース<6200>)から1週間を置いての上場で、現在のところ後続のIPO案件は発表されていない。

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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

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2015年実績 ネット配分・
抽選方法
口座数
(稼働口座数)
NISA対応
主幹事数 取扱銘柄数
 ◆SBI証券
8社 78社 70%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジ
ポイント」順に配分
365万
(−)
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、
多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなり資金力がある人ほど有利になる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」は、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのがメリットだ。
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 ◆SMBC日興証券
24社 72社 10%:1人1票の平等抽選
273万
(−)
【ポイント】
大手証券の中でもIPOには力を入れており、2015年の主幹事数は野村證券に続く実績。2015年における初値騰落率1位のロゼッタ(初値騰落率433.1%)、3位のネオジャパン(初値騰落率401.7%)の主幹事も務めている。
1人1単元しか申し込めないので、資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。
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 ◆マネックス証券
0社 50社 100%:1人1票の平等抽選
164万
(100万)
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2015年には、主幹事こそないが50社ものIPO銘柄を取り扱った。割り当てられたIPO株の100%すべてを1人1票の平等抽選で配分。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
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 ◆岩井コスモ証券
0社 41社 10%以上:1人1票の平等抽選

(−)
×(※1)
【ポイント】
中堅証券会社でありながら、2015年の取扱銘柄数は41社と、大手証券会社に引けをとらない実績を持つ。しかも、2015年に初値が5倍以上に高騰したIPO株は3銘柄あるが、岩井コスモ証券はそのすべてを取り扱っている。1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。
岡三オンライン証券の公式サイトはこちら
 ◆東海東京証券
5社 27社 10%:1単元1票の平等抽選
41万
(−)
【ポイント】
準大手証券会社の東海東京証券は、大手証券会社には届かないものの、多くのIPO銘柄を扱っており、2015年は5銘柄で主幹事も務めた
東海東京証券への割当が2000単元未満の場合は、取引実績に応じて当選確率がアップする「IPO個人優遇ステージ」を適用した抽選となるが、その場合でも、取引実績が最低ランクの投資家に10%が配分され、その中で平等抽選が行われる。
東海東京証券の公式サイトはこちら
※ 口座数、稼働口座数は2016年3月末時点。

 

IPOの取り扱い数が多いだけでなく
主幹事の銘柄数も多くて当たる確率大!
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