IPO株の銘柄分析&予想
2016年8月11日公開(2016年9月15日更新)
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「IPO株の銘柄分析&予想」

著者・コラム紹介

IPO株の銘柄分析&予想

ザイ・オンライン編集部

「串カツ田中」のIPO情報総まとめ!
スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、
他の居酒屋チェーン企業との比較や予想まで解説![2016年9月14日 情報更新]

会社名 串カツ田中【クリックで最新チャートへ】
市場・コード/業種 東証マザーズ・3547/小売業
上場日 9月14日
申込期間(BB期間) 8月30日~9月5日
おすすめ証券会社 大和証券SBI証券SMBC日興証券丸三証券マネックス証券岩井コスモ証券楽天証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ

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【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

串カツ田中のIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 8月29日
ブックビルディング(抽選申込)期間 8月30日~9月5日
公開価格決定 9月6日
購入申込期間 9月7日~9月12日
払込日 9月13日
上場日 9月14日

串カツ田中のIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2016年9月1日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
大和証券(主幹事証券)
89.2
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SBI証券
[最短2日で口座開設可能]
2.6
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SMBC日興証券
0.9%
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丸三証券
0.9
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マネックス証券
[最短3日で口座開設可能]
0.9
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岩井コスモ証 0.9
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楽天証券
[最短3日で口座開設可能]
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みずほ証券 1.7  
いちよし証券 1.7  
SMBCフレンド証券 1.3  

串カツ田中のIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 3610
仮条件
[予想PER(※2)
3610~3900円
[21.3倍~23.0倍]
公募価格 3900円
初値 4425円
初値騰落率 +13.46%
予想トレーディングレンジ(※3) 3000円~8000円
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※2 期間は上場後1年を想定。

■類似会社3社の予想PER(2016年8月25日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 22.2倍
鳥貴族<3193> 32.7倍
SFPダイニング<3198> 16.2倍
ヨシックス<3221> 17.7倍

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社に比べて妥当と判断できる。

串カツ田中の発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 145万株(予定)
公開株式数 公募25万株  売出11万2500株
(オーバーアロットメントによる売出5万4300株)
想定公開規模(※1) 15.0億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

串カツ田中は関東中心に積極出店の串カツ居酒屋

 串カツ居酒屋「串カツ田中」の直営及びFC運営事業を展開する。7月末時点で直営店46店舗、フランチャイズ店74店舗の合計120店舗(うち関東圏103店舗)を展開しているが、全国1000店体制の構築を目標に掲げている。

 関東圏で「串カツ田中」の店舗は拡大を見せており、成長イメージと知名度の高さが初値の押し上げ要因となるだろう。ただ、公開規模が同時期のマザーズ上場案件のなかではやや大きい。また、業績成長率の高さが評価材料となる反面、外食関連のIPOは人気化しづらいといった見方も根強い。

 公開規模については15億円前後となる見込みだが、需給面は比較的良好とみられる。ただ、軽量感を重視する投資家の初値買いは同日上場のデジタルアイデンティティ<6533>やカナミックネットワーク<3939>に流れやすい。

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串カツ田中の業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2012/11 485
(―)
86
(―)
53
(―)
2013/11 840
(73.1%)
178
106.7%
105
(98.2%)
2014/11 1,360
(61.8%)
176
(-1.2%)
120
(14.3%)
2015/11 2,510
(84.5%)
267
(51.8%)
183
(52.6%)
2016/11 4,058
(61.6%)
375
(40.2%)
246
(33.7%)
2016/5 2Q 1,820
(―)
187
(―)
107
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:169.66円/-円
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。

串カツ田中の業績コメント

 2016年11月期の業績は、売上高が前期比61.6%増の40.5億円、経常利益が同40.2%増の3.7億円と増収増益の見通しとなっている。

 足元では、日本の人口は減少傾向にあるものの外食業界のマーケットは約24兆円と依然として大きく、同社は串カツ専門居酒屋として、顧客ニーズを組み取りつつ、出店を継続することにより、堅調に推移すると見込まれる。

 今期の出店は直営18店舗及びフランチャイズ店20店舗を計画しており、2016年6月末までの実績は、直営店10店舗、FC店15店舗を出店、出店計画は順調に推移している。同期末には直営54店舗、FC78店舗の合計132店舗体制を計画している。

 店舗数の増加に伴い、売上高は対前期比61.6%の増収の見通し。売上原価率はFC商品の売上の伸びにともない対前期比82.4%に増加する見通し。増収効果はあるものの、原価率の上昇によって一部が相殺され、営業利益、経常利益はそれぞれ対前期比45.3%、40.4%の増益の見通し。

 なお、通期計画に対する第2四半期末時点における進捗率は、売上高18.2億円で44.8%、経常利益1.8億円で49.8%となっている。

串カツ田中の詳細情報

■基本情報
所在地 東京都品川区東五反田一丁目7番6号
代表者名(生年月日) 貫 啓二(昭和46年1月27日生)
設立 平成14年3月20日
資本金 2000万円(平成28年8月10日現在)
従業員数 110人(平成28年7月31日現在)
事業内容 串カツ居酒屋「串カツ田中」の直営及びFC運営事業

■売上高構成比率(2015/11期 実績)
品目 金額 比率
直営店売上 1,864 百万円 74.2%
FC商品売上 364 百万円 14.5%
FCロイヤリティ収入 186 百万円 7.4%
その他 96 百万円 3.9%
合計 2,510 百万円 100.0%

■大株主上位3位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 貫 啓二 58万株 48.33%
2 (株)ノート 50万株 41.67%
3 田中 洋江 6万 5.00%
3 貫 花音 6万 5.00%
合計   120万 100.00%

■その他情報
手取金の使途 直営店の新規出店のための設備投資資金に充当し、残額が生じた場合は長期借入金の返済資金の一部に充当予定。
関係会社
VC売却可能分(推定) 株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日
割当先
発行価格

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串カツ田中の銘柄紹介

 同社は「串カツ田中の串カツで、一人でも多くの笑顔を生むことにより、社会貢献する。」を企業理念に、「串カツ田中」の単一ブランドで関東圏を中心に全国規模で飲食事業を展開している。

 串カツは大阪の伝統的なB級グルメで、大阪の下町で昔から愛されそれぞれの家庭や店が秘伝の味を守ってきた。同社の味は、同社取締役副社長田中洋江が父親の田中勇吉(故人)から受け継いだ田中家の味を大阪の西成から東京に持ってきたものである。串カツのルールである「ソースの二度づけ禁止」をはじめ、大阪伝統の味、大阪の食文化を提供している。

 同社の目標は、全国1,000店体制を構築すること。ブームに影響されない店、永くお客様に愛される店を作り、串カツ田中の串カツを日本を代表する食文化とすることを目指している。

(1)    串カツ田中ブランドの特徴

 「串カツ田中」は、大阪の下町で生まれた大衆食である串カツの専門店。提供する串カツメニューは常時30品以上で、価格帯は1本100円から200円、その中でも100円と120円の串カツメニューが半数以上を占めている。

 串カツの他、かすうどん、牛すじ土手、肉吸い、ちりとり鍋、たこ焼き、ガリ酎、冷しあめなどの大阪名物を中心としたサイドメニューやドリンクも提供している。

 串カツの味は、各社独自に工夫しており、同社もレシピは社外秘としている。レシピ流出を防止するため、核となるソース、揚げ油、衣については、仕入先との間で他社には同じ製品を卸さない旨の契約を締結した上で、同社独自の材料として使用している。

 調理工程は材料に衣をつけて油で揚げるだけと一見単純であるが、同社では、材料、調理の方法、味のバランス及び機材にこだわることにより、他店との差別化を図っている。

 また、より多くの顧客に来店してもらい、毎日でも気軽に立ち寄れる大衆的な店を目指し、客単価が2,400円程度になるよう価格設定している。

(2)    店舗展開の特徴

① 立地の特徴

 店舗の立地は、出店可能な選択肢が豊富なことを特徴としている。近年では、フランチャイズ展開拡大に向けて串カツ田中の知名度を向上させるため、ターミナル駅、ビジネス街、繁華街及び商業ビル内への出店を進めるとともに、今後の全国展開を見据え、地方ロードサイドへのファミレス型店舗の出店を進めている。

② 多店舗展開について

 同社は串カツ田中の串カツを日本を代表する食文化として世界中に広めていくという目標を掲げている。その手段として、直営店での出店とフランチャイズ方式による多店舗展開を行っている。

 串カツ田中の多店舗展開が可能となっている理由は、数値と作業の標準化、串カツ業態としての専門化及び調理工程の単純化、の三点をパッケージ化したことにある。

串カツ田中の投資のポイント

 関東圏では「串カツ田中」の店舗は肌で感じられるほど拡大を見せており、成長イメージと知名度の高さが初値の押し上げ要因となるだろう。ただ、公開規模が同時期のマザーズ上場案件のなかではやや大きく、3社同日上場による初値買い資金分散の影響を受けやすい。

 今年マザーズに上場した28社のうち、公開規模が10億円以上20億円未満だった12社の公開価格に対する初値騰落率は平均+61.8%で、マザーズ上場案件全体の平均+92.4%を下回る結果となっている。また、業績成長率の高さが評価材料となる反面、外食関連のIPOは人気化しづらいといった見方も根強い。

 同社は、「串カツ田中」の単一ブランドで関東圏を中心に全国規模で飲食事業を展開している。串カツ田中は大阪の下町で生まれた大衆食である串カツの専門店。提供する串カツメニューは常時30品以上で、価格帯は1本100円から200円、そのなかでも100円と120円の串カツメニューが半数以上を占めており、客単価が2400円程度になるよう価格設定している。

 7月末時点で直営店46店舗、、フランチャイズ(FC)店74店舗の合計120店舗(うち関東圏103店舗)を展開しているが、全国1000店体制の構築を目標に掲げている。

 業績面について、2016年11月期は売上高が前期比61.6%増の40.5億円、経常利益が同40.2%増の3.7億円と増収増益の見通しとなっている。出店は直営店18店舗及びFC店20店舗を計画しており、期末において直営54店舗、FC78店舗の合計132店舗体制を予定している。

 想定仮条件水準の前期予想PERは20~22倍程度で、類似企業のなかでは比較的高めと捉えられよう。ただ、成長性が評価されれば鳥貴族<3193>のように更なる高バリュエーションも許容される可能性がある。

 公開規模については15億円前後となる見込みで、マザーズ上場案件としては中程度に位置付けられる。貫社長と関係者、関係会社で発行済株式の全てを保有しており、需給面は比較的良好とみられる。ただ、9/14はデジタルアイデンティティ<6533>とカナミックネットワーク<3939>がマザーズに同時上場する予定となっており、軽量感を重視する投資家の初値買いはこれら2社に流れやすい点には注意したい。

◆「串カツ田中」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
大和証券
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SMBC日興証券
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丸三証券
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

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2015年実績 ネット配分・
抽選方法
口座数
(稼働口座数)
NISA対応
主幹事数 取扱銘柄数
 ◆SBI証券
8社 78社 70%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジ
ポイント」順に配分
365万
(−)
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、
多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなり資金力がある人ほど有利になる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」は、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのがメリットだ。
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 ◆SMBC日興証券
24社 72社 10%:1人1票の平等抽選
273万
(−)
【ポイント】
大手証券の中でもIPOには力を入れており、2015年の主幹事数は野村證券に続く実績。2015年における初値騰落率1位のロゼッタ(初値騰落率433.1%)、3位のネオジャパン(初値騰落率401.7%)の主幹事も務めている。
1人1単元しか申し込めないので、資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。
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 ◆マネックス証券
0社 50社 100%:1人1票の平等抽選
164万
(100万)
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2015年には、主幹事こそないが50社ものIPO銘柄を取り扱った。割り当てられたIPO株の100%すべてを1人1票の平等抽選で配分。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
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 ◆岩井コスモ証券
0社 41社 10%以上:1人1票の平等抽選

(−)
×(※1)
【ポイント】
中堅証券会社でありながら、2015年の取扱銘柄数は41社と、大手証券会社に引けをとらない実績を持つ。しかも、2015年に初値が5倍以上に高騰したIPO株は3銘柄あるが、岩井コスモ証券はそのすべてを取り扱っている。1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。
岡三オンライン証券の公式サイトはこちら
 ◆東海東京証券
5社 27社 10%:1単元1票の平等抽選
41万
(−)
【ポイント】
準大手証券会社の東海東京証券は、大手証券会社には届かないものの、多くのIPO銘柄を扱っており、2015年は5銘柄で主幹事も務めた
東海東京証券への割当が2000単元未満の場合は、取引実績に応じて当選確率がアップする「IPO個人優遇ステージ」を適用した抽選となるが、その場合でも、取引実績が最低ランクの投資家に10%が配分され、その中で平等抽選が行われる。
東海東京証券の公式サイトはこちら
※ 口座数、稼働口座数は2016年3月末時点。

 

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