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連載経済小説 運命回廊

〈第3回〉城山三郎経済小説大賞は、異例の2作品が大賞受賞。惜しくも選から漏れたものの、大賞作に劣らぬ魅力があると各選考委員から絶賛された隠れた名作があった。
その作品とは『認命(レンミン)――さだめ』。
バブル期の日本になじめず、中国に渡った青年は、なぜ中国に残ってビジネスを続けるのか――。共産党の支配下で急成長する中国経済をリアルに描いた話題の経済小説が『運命回廊』と改題して、ついにWEBで連載開始!

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「連載経済小説 運命回廊」の全記事一覧
  • 第50回(最終回) 回廊の果て 

    [2011年07月07日]
    「クラブかおり」の警備員は酒を飲み続けた。思い出すのは、20年前の武装警察隊時代のこと。酒に呑まれた男は、金髪の若者に突き飛ばされ……。 実家に帰ってきた隆嗣のもとに、1通の手紙が届いた。同封された写真には、タキシード姿の幸一と純白のウェディングドレスをまとった慶子が写っていた――。

  • 第49回 清算 

    [2011年07月06日]
    クリスマスイヴ、「クラブかおり」にみんなが集まった。ただ、隆嗣を除いて。どうやって李傑に復讐したのか。これまでの経緯を問いただす慶子に、すべてを知るジェイソンが話し始めた――。

  • 第48回 甜愛路 

    [2011年07月05日]
    シンガポールから浦東空港に戻ってきた隆嗣と李傑。イミグレーションゲート手前で、隆嗣は振り返った。「どうして、私に近づいてきたんだ?」その言葉は李傑の心臓を強く抉った――。

  • 第47回 仕上げ 

    [2011年07月04日]
    幸一、石田と別れた李傑は、L/C決済の手続きのためシンガポールに渡った。だが、李傑の目的はもうひとつあった。銀行で必要書類にサインした李傑に、ダンヒルの小振りなトラベラーバッグが手渡された――。

  • 第46回 出荷 

    [2011年07月01日]
    輸入設備の検品と船積み立会いのため、マレーシアに行くことになった。幸一と石田のほかに、スケジュールの合わない隆嗣に代わって李傑も参加した。表向きの目的とは別に、李傑にはもう一つの目的があった――。

  • 第45回 希望 

    [2011年06月30日]
    日本に帰国した隆嗣が訪ねた先は、川崎洋介の住む古いアパートだった。隆嗣は、上海の川崎装飾貿易公司を買い取ることにしたという。その後、隆嗣が向かったのは西新宿の事務所。そこではマネーロンダリングの裏コンサルティングをしていた――。

  • 第44回 依頼 

    [2011年06月29日]
    マレーシアの工場にある単板乾燥ドライヤーを確認しに行った隆嗣と幸一。設備は問題なく、あとは価格交渉となった。幸一たちが採算を考えて想定した買値は150万ドル。だが、隆嗣は「170万ドルだ。明日までに返事をくれ」と契約を急いだ――。

  • 第43回 シナリオ 

    [2011年06月28日]
    隆嗣と李傑が向かったのは、香港にあるフォーチュン銀行。そこは旧友ジェイスンが勤める銀行だった。わざわざ香港の銀行まで出向いたのは、偽名の口座をつくり、そこに裏金をプールするためだった――。

  • 第42回 誘惑 

    [2011年06月27日]
    李傑から電話が入った。震災復興のため100万元を寄付したいという。隆嗣は李傑の依頼に応え、足のつかない100万元を用紙した。さらに、隆嗣は「党内で上を目指すには、資金が必要になるだろう」と、李傑に5%のバックマージンをもちかけた――。

  • 第41回 動揺 

    [2011年06月24日]
    祝平と李傑は客室で対峙した。李傑の裏切りの原因に立芳への想いがあることを指摘され、動揺する李傑。さらに祝平は、隆嗣にばらされたくなければ100万元用意しろと脅す。交渉が終わり部屋を出た李傑は、携帯電話を取り出した。「署長を出してくれ」――。

  • 第40回 悲劇 

    [2011年06月23日]
    1989年6月の上海。全国の学生たちと合流するため、トラックに乗り込んで天安門広場に向かうはずだった。しかし、情報が公安に漏れたという。李傑から頼まれ、魯迅公園で待つ仲間に伝えに行く立芳の目の前には、警棒をふりあげた警官が待っていた――。

  • 第39回 亡霊 

    [2011年06月22日]
    隆栄木業有限公司の幹部会議後、隆嗣と李傑の会談で、二日酔いの総経理の解任が検討された。後任の総経理に指名されたのは若干30歳の幸一。2日後、李傑は人目をはばかって徐州南郊賓館にやって来た。そこに待っていたのは、四川省にいるはずの祝平だった――。

  • 第38回 天命 

    [2011年06月21日]
    焦建平から祝平の居場所を聞いた隆嗣は、四川省茂県の農村部落にある小さな中学校に向かった。放課後、草刈りをしている老先生が一人。右手の人差し指を失い、頭頂部の禿げ上がった皺だらけの老先生こそ、20年ぶりに会う祝平であった―。

  • 第37回 残滓 

    [2011年06月20日]
    川崎産業は124億円の負債総額で自己破産した。急遽、帰国した慶子と幸一が目にしたのは、憔悴しきった慶子の父・洋介の姿だった。洋介の身の回りの整理を手伝っていた幸一に、慶子は言った。「あなたは私のことに縛られないで」――。

  • 第36回 真実 

    [2011年06月17日]
    李傑とも再会し、今でも立芳を待ち続けているという隆嗣の言葉に、建平は眉をひそめた。異様な雰囲気に胸騒ぎを抑えきれなくなった隆嗣が問い詰める。言いよどむ建平だったが、「君は知らなくてはいけないのだろう」と隠された真実を話した――。

  • 第35回 共鳴 

    [2011年06月16日]
    王紅の自宅マンションで待っていたのは、民主化学生運動のリーダー、焦建平だった。天安門事件前夜の事件について話し合う二人。公安から逃げ延びた建平の無事を祝う隆嗣に、建平は誰にも言えなかった事実を語り始めた――。

  • 第34回 招待 

    [2011年06月15日]
    王紅総経理の都合で最終打ち合わせの時間を一方的に延期させられ、いらだつ東洋ハウス一行。だが、仮契約はあっけなく締結することになった。訝しむ隆嗣に、王紅が近づき「今から私とご一緒していただけませんか?」と意外な申し出をした――。

  • 第33回 バブル 

    [2011年06月14日]
    帰国した幸一に代わり、隆嗣が東洋ハウスのアテンドにまわった。交渉相手の総経理は雑誌モデルが抜け出たような美しい女性。総経理はほとんど口を利かなかったが、かつて隆嗣が華盛大学に留学していたことを知ると、急に顔が変わった――。

  • 第32回 実業 

    [2011年06月13日]
    隆嗣、幸一、石田による徐州隆栄木業有限公司の幹部会議が開かれた。工場の稼働については問題ないものの、ある問題が浮上していた。会議が進む中、突然鳴る隆嗣の携帯電話。「川崎産業が自己破産した」という岩本会長からだった――。

  • 第31回 門出 

    [2011年06月10日]
    隆嗣の会社・イトウトレーディングと徐州市政府系列の投資会社との合弁会社「徐州隆栄木業有限公司」が設立された。三栄木材を辞めたばかりの幸一は、副総経理(副社長格)に抜擢された――。

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