経営 × ビジネスSNS

コミュニケーション・ツールの活用は
働き方改革とセットで考えるべき

河合起季
【第28回】 2016年11月28日
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どの企業にも共通する
「働き方改革を阻む3つの壁」とは?

 働き方改革では人材マネジメントの考え方を大きく変える必要があるという。

 「これまでは『この仕事が終わったら帰る』という発想でした。そうではなく、『人数×時間=総労働時間』は決まっているため、その範囲内で生産性を最大限高めるという発想に変えることが必要。一言でいうと、『時間あたりの生産性の向上』が重要なのです」

 こうした問題も含め、三菱総合研究所では働き方改革がうまく進まない原因を、「働き方改革を阻む3つの壁」という観点から指摘する。

 「最初は、業種や企業の規模によって課題が異なると思っていましたが、課題の要素を分解してみると、根本的な問題は同じということがわかりました。それを大きく分けると、『意識』『マネジメント』『仕事の進め方』の3つになります」

 まず、「意識」については、経営者、管理職、一般職それぞれに問題があるが、一番のネックはトップの意識だ。長時間労働の削減や休暇の取得に関するトップの意識が低いと、会社全体の取り組みに広がっていかない。

 「長時間労働が評価されると社員が何となく感じている」「先輩が仕事をしているため、先に帰りにくい」といった組織・職場の風土も問題だ。クライアントのオフィスに常駐しているSEなどの専門職の場合、その企業が長時間労働だと帰りにくいといったケースもある。

 また、年配の社員に多いのが「休んでもやることがない、早く帰ってもやることがない」から休暇を取らなかったり残業したりするケース。なかには、この対策として「早く帰宅して夕活を楽しんでいる社員を社内報で紹介し、余暇の有意義な使い方に気づかせる」といった取り組みをしている企業もあるそうだ。

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