妻は激しい気性の持ち主で、少しでも気に入らないことがあると些細なことでも娘さんのことを罵ったり、馬鹿にしたり、蔑んだりするのは日常茶飯事。例えば、妻は娘さんを付属の私立小学校を受験させると決め付けており、今から受験用の課題を娘さんにやらせるのですが、娘さんが課題を解けないと「やる気あんの!」と逆上し、娘さんが「はい」と言うまで「やる気あんの!」と何回、何十回も問い正すのです。その度に岳人さんは、妻をなだめてました。

娘を心配して仕込んだICレコーダー
妻が包丁を使って躾をした様子が

 岳人さんがいなくなれば、娘さんに対する妻のヒステリーにブレーキがかからなくなるのは目に見えています。岳人さんは娘さんの様子が心配になり、リビングの床下収納にICレコーダーを仕掛けておき、妻の癇癪をチェックできるようにしてました。

 別居から1週間後、岳人さんは妻や義母の不在を見計らって合鍵でアパートに入り、ICレコーダーを回収したのですが…録音されていた内容は岳人さんの想像を上回る地獄絵図だったのです。

 ある日の朝、娘さんが朝食をなかなか食べ終わらずに保育園に行く時間が迫っていたでしょうか。

「早くご飯食え!これじゃ、みんなと一緒に学校行けないよ!保育園やめるか?ご飯食べないなら、帰ってこなくていい。どこかへ捨ててこようか?」と妻がまくし立てていました。娘さんはまだ4歳なので、大人とは違い、食事を口に運ぶのに時間がかかるのは当たり前です。それだけではなく、刃物の鋭利な部分が木と木の間を滑るときの不協和音…シューと嫌な音がかすかに聞こえました。

 さらに今度は「早く食べないと殺すぞ!」という妻の怒号が鳴り響いたのです。どうやら刃物の正体は「包丁」。妻は台所の収納から包丁を取り出し、手に持ったまま、リビングにいる娘さんに突きつけたようで、娘さんの激しい泣き声が収録されていました。

 一緒にいるはずの義母は孫(娘さん)を守るため、妻をなだめたり、娘さんをかばったり、妻から包丁を取り上げたりすべきなのに、あろうことか「ちゃんとママの言うことを聞くのよ」とケラケラと笑っていたのです。

 録音によると、包丁を使った度の過ぎた躾は5分ほどで終わり、妻が台所へ戻り、包丁を片付けるとき、また例の不協和音が響いたのです。

>>(下)に続く

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