新潟の美しい女たち
「新潟で杉と男は育たない」

 食文化以外の新潟自慢を聞いてみると、男性陣が主張したのが「新潟は美人が多い」という説だ。日照時間が少なく色白美人が多いとか、大きな港として栄えてきた歴史から祖先にロシア系の血が流れているとか、その理由は諸説あるようだ。

 全国各地で発行されているフリーペーパー「美少女図鑑」も新潟発祥。新潟市内の広告企画会社テクスファームが2002年に創刊した。街に住む普通の女の子をモデルに、地元で撮影。そのクオリティはフリーペーパーながらファッション誌並みで、発行されるとすぐに品切れになるほど人気が高い。現在女優として大活躍している二階堂ふみも実は「沖縄美少女図鑑」の出身だ。

「にいがた観光大使」を務めている新潟在住アイドル・ユニット「Negicco(ねぎっこ)」(写真提供:株式会社EHクリエイターズ)

 AKB48グループも新潟美人を放ってはおかず、2015年にはNGT48が結成されたが、新潟県民があたたかい視線で見守っているのはどうやらもうひとつのご当地アイドルNegicco(ねぎっこ)のほうらしい。JA全農にいがたが展開する名産ネギのPRキャンペーンのために、2003年に結成されたユニットで、そのまま活動が継続。昨年は全国ツアーを開催するほどの活躍を見せた。その成長ぶりに、「孫のような存在。頑張ってほしい」(新潟市出身、20代男性)と県民たちは声援を送っている。

 一方で新潟男児の特徴はというと、「新潟で杉と男は育たない」という残念な言い伝えがあるそうだ。風が強く降雪量が多いため杉は成長せず、新潟の女性はよく働くしっかり者が多いため男が育たない、という意味だ。

 「確かに女性が強いイメージがあります。新潟の男性は、尻に敷かれ慣れているかもしれません…」

 離婚率の低さでは、いつも上位にランクインしている新潟。そんな男女の関係にまつわる県民性も影響があるのか。真実ははたして?

(ライター/高橋有紀)