シャツは真っ白の綿100%が基本

まず覚えておいてほしいのは、白いワイシャツより勝るシャツはないということです。

ワイシャツはとにかく真っ白が何よりもかっこいい。清潔感があるし、きちんとしたスーツの教養があるように見せます。
それに、似合わない人がいないのもいいところ。
ビジネスパーソンとして映えるのは、白シャツです。

海外の政治家も日本の政治家も、シャツは白です。
映画でも、カッコイイ男はやっぱり白いシャツ。
経営者も決まって白いシャツを着ています。注意して、あちこち見てもらえたらと思います。

素材は綿100%のものにしましょう。
綿だと、写真のようないわゆる普通の織り方であるブロード織や、光沢があり、糸の感じが出ているオックスフォード織がおすすめ。
また、シャツの上にジャケットを着たときに、剣先とジャケットの間に隙間ができないのが美しい着方です。
シャツの襟の先がジャケットの下におさまるものを選びましょう。

ストライプのシャツは薄い青にする

白いシャツが最高ですが、毎日毎日白シャツも……という方は、薄いピンクか薄いブルーのシャツを選びましょう。
この2色ワイシャツなら、大きな違和感を生むことはないので、ビジネスシーンでも許されます。他の色は、残念ながら奇抜な印象を与えてしまいます。

また、写真のような襟と袖の色が白のクレリックもおすすめ。
一時、ウォール街など金融マンやコンサルタントがよく着ていました。
スマートに見せます。

よく見るのがストライプですが、これは銀行や金融関係、固い仕事の人はだめです。
それと同じく、古い会社など固い仕事先に行くときも気をつけましょう。
仕事柄大丈夫そうな方は、写真のような青色、しかも薄いストライプにてください。自己主張が激しくなく、シャツだけが浮いてしまうことがなくなります。
せっかく仕事をしても「印象がシャツ」だともったいないことになりかねません。

ストライプは、ネクタイをしないクールビズのときに映えるシャツでもありますので、夏に着るのがいいですね。