エスカレーター校 クライシス2#36Photo:PIXTA

福岡県を拠点にエスカレーター校を展開する西南女学院の系列校で入学者の募集停止が相次いでいる。この西南女学院と、姉妹校の西南学院とでは、経営状況がまるで異なる。連載『教育・受験 最前線』では、連載内特集『エスカレーター校 クライシス2』をお届けする。#36では、福岡を拠点にエスカレーター校を運営する10学校法人についてダイヤモンド編集部独自の「裏成績表」を公開する。(ダイヤモンド編集部副編集長 臼井真粧美)

身を縮める西南女学院
中学校も募集停止

 福岡県を拠点にエスカレーター校を展開する西南女学院の系列校で入学者の募集停止が相次いでいる。短期大学部は2025年度以降、中学校は27年度以降、大学の保健福祉学部栄養学科も27年度以降、それぞれ入学者の募集を停止する。

 少子化が加速して学校淘汰時代に突入し、身を縮めるという決断である。経営データを見ると予測もできた、自然な流れともいえる。

 ダイヤモンド編集部では、大学を擁するエスカレーター校を運営する学校法人を対象に、経営データを軸に5項目を5段階で評価する独自の「裏成績表」を作成した。今回は、福岡県を拠点にエスカレーター校を展開する10学校法人に焦点を当てた。

 次ページでは、九州国際大学(九州国際大学)、久留米大学(久留米大学)、西南学院(西南学院大学)、西南女学院(西南女学院大学)、筑紫女学園(筑紫女学園大学)、都築育英学園(日本経済大学)、中村学園(中村学園大学)、東筑紫学園(九州栄養福祉大学)、福岡女学院(福岡女学院大学、福岡女学院看護大学)、福岡大学(福岡大学)の裏成績表を公開する(かっこ内は運営する大学名)。姉妹校である西南学院と西南女学院の経営状況はまるで異なる。