短期目標と長期目標が
なぜ大切か?

 家庭では、お子さんが人生に大きな目標(長期)と小さな目標(短期)の2つの視点を持てるようサポートしましょう。

 大きな目標は、「自分が幸せになること。まわりを幸せにすること」。それにはとても長い時間がかかります。

 他人を尊重する。社会に役立つことを継続して行う。夢中になれるものを2つ持つなど、大人になってからでも続けていくことを早めにやっておきます。

 小さな目標は、「学校の作文コンクールに入賞する」「マラソン大会で最後までがんばる」「ピアノの全国大会のステージに立つ」「中学卒業までに『世界の医療格差』について調べて論文を書く」「SIJでハーバード生にハーバード合格の秘訣を5つ聞く」など、比較的短期間に結果が出せるものです。

 そうやって、いつも2つの視点を持って暮らしていくと、「今日も宿題がいっぱいだ」「練習イヤだな」「これは明日やればいいや」「あの子嫌いだから無視しよう」などの考えが吹き飛んでいきます。

 だって、前向きな人にだけ、明るい未来がやってくるのですから。
 そのようにお子さんに言い聞かせましょう。