物色の流れとなりえるキーワードは、
IoT、AI、ディープラーニング、ビッグデータ、
フィンテック、ビットコイン・ブロックチェーン、
サイバーセキュリティ、AR(拡張現実)、
VR(仮想現実)、次世代ゲーム、越境EC、
5G(第5世代移動通信システム)、ロボット、
ドローン、自動走行、ミラーレス、燃料電池、
インバウンド、民泊、スマートロック、カジノ、
東京オリンピック・パラリンピック、リニア新幹線、
海外高速鉄道、防災・復興、防衛・テロ対策、
宇宙開発・スペースデブリ(宇宙ゴミ)対策、
農業ICT、バイオ・遺伝子治療・再生医療、
ウイルス対策、遠隔医療、高齢化・介護対策、
子育て・待機児童対策、デジタル教科書
などだが、時代の変化に伴い、今後、新しいキーワードが加わるだろう。その都度、それら新しいキーワードも意識するようにしてほしい。
キーワードをもとに
自分なりにシナリオをつくってみる
先に挙げたキーワードを中心にして、自分なりにシナリオを描いてみるのもいい。そうすることで、物色の流れにより敏感になれるはずだ。
例えば、2020年の東京五輪に向けて日本はどう変わっていくかを想像する。全体像が描きづらかったら、個別に「五輪までに自動車の自動走行が可能となったら、世界はどう変わるのだろうか?」でもいい。想像してみることだ。
私が講師をする株式セミナーでも、これらの新しい材料テーマを取り上げて「世界はこう変わる。その変化をもたらす企業はここだ。なぜなら、同社の技術はそのように世界を変えるために不可欠な技術だからだ」と「シナリオ推奨」すると、納得してくれる顧客が多い。
やはり、イメージをより鮮明にするためにも、「風が吹けば桶屋が儲かる」ような「軽い」シナリオでもいいので、自分の頭でシナリオを描いていただきたい。あまり深く考えず、風呂に入っているときでもいい。