なぜなら、笑顔の人は「話しかけやすい」ということがあります。

 心理学で「返報性の原理」というものがあります。誰かに何かをしてもらうと、それを返したくなる感情が働くという原理です。笑顔という好意にもお返ししたくなるという心理が働き、人間関係はうまくいきます。これはビジネスの現場でも同じで、笑顔は互いの信頼度アップにつながります。

 さらにダンディパパのすごいところは、笑顔の後の一言にあります。

 その場にマッチした一言だけではなく、前に会った時に話した内容を覚えていて、「この間はどうでした?」といった一言を、さらりと添えるのです。

 これは「あなたに関心を持っている」との気持ちを示すことになります。

 人は、関心を持ってくれた相手に対して、関心を抱く生き物です。営業現場でも同じで、自分とたくさん話をして、好みやライフスタイルをよく理解してくれている営業マンと、そうでない営業マンがいたとしたら、あなたはどちらから物を買おうと思うでしょうか。

 ちなみにダンディパパ、前職は外資の生命保険会社で活躍したバリバリの営業マンだったそうです。もちろんそれを知らない女性たちにも慕われているのですから、エリートデキリーマンであったことは十分うかがい知れます。

自分の話を押しつける
妖怪・会話乗っ取り男

 一方、婚活の現場にいると、ダンディパパと真逆のダメ男を見かけることもよくあります。

 たとえば、女性が「私、銀座のカフェが好きなんですよ」と話し出したとしましょう。あなたなら何と返しますか?会話のキャッチボールを成立させるための正解は、「おすすめのお店はありますか?」と返すことです。