兜町周辺にも複数の神社があり、今でもときどき散歩して挨拶しているが、金運では日本橋小網町の小網神社がある。証券専門紙記者時代、小網神社の隣のビルに通勤していた。昔からの顔なじみの神様だが、当時は訪れる人はまばらだった。しかし今では、ひっきりなしに参拝客が訪れて盛況。なんだかうれしくなる。
パワーストーンを相棒にしている投資家も
ほかの業界の人たちに比べて、パワーストーンを身につけている人が多い。
ひと昔前までだったら、証券業界の会合や講演会などに行くと、金のブレスレット、ネックレスをこれ見よがしに身につけた人たちがいた。どこから見ても、そちらの業界の方だとわかったが、今では法的な締めつけが強化されたことから、そんな姿をしている人は見当たらなくなった。
それでも、株式投資だけで生活している人はアウトロー的な雰囲気を持っている。そうした人の手首に巻きついているブレスレットを見ると、タイガーアイ、ルチルクオーツが多い。タイガーアイは虎の目=洞察力=勝負に勝つ石、ルチルクオーツは内部に針状内包物が入っている水晶で、とくに金色の針状内包物はゴールド=金=金運との連想が働くため、金運を高める石として人気だ。
私は子どもの頃から石集めが趣味で、家族からは異常といわれるほど、多数の原石、丸形の加工品に囲まれて生活している。そんな私のお奨めは、やはりクオーツ(水晶)。水晶自体の効果は万能といわれるが、種類が多いのでさまざまな効果も持っている。好みはガーデンクオーツ、クオーツ以外ではマラカイト。いずれも持っているだけで落ち着く。