雑談を始める一言は
「質問から入る」がベスト

 とはいえ、とりあえず「なんか話せ」と言われても、何を話せばいいのか戸惑う人がほとんどですよね。

「今日はいい天気ですね」
「もう9月になりましたね」

 無難ではありますが、雑談として発展させるのはちょっと難しそうです。

「日本はワールドカップ行くことになりましたね」

 これはどうでしょう。ニュース番組もこの話題で持ちきりだし、これならいけそうに思えますが…。

「私、サッカー興味ないんです」と言われたとたんに玉砕です。確かに国民的行事になってはいますが、誰もが強い興味を持っているわけではないというのも事実です。

 では、どんな風に会話のきっかけを作ればよいのでしょうか。この連載でも何度か紹介した手法ですが「質問から入る」、これが最も効果的であると私は断言します。

 もしもワールドカップの話題を展開したいのであれば、まずはこんな質問はどうでしょう。

「××さん、何かスポーツお好きですか?」

 これで、スポーツが雑談のテーマになりえるのかを測ります。

 答えが「見るのは結構好きです」なら、「この前のワールドカップの予選、見ました?」と続けられます。その答えが「はい、見ました!」なら、「浅野選手のボレーシュート、すごかったですね!」と具体的なシーンについて話してもよいでしょう。テレビで見たシーンをお互いの共通項として、それぞれのシーンについて語り合えば十分雑談は楽しめるでしょう。