「医者が運動をすすめる」本当の理由とは?

「では、なぜお医者さんや専門家は『運動しろ』としきりに言うの?」

 その理由は、運動したほうが体重コントロールがうまくできるからです。太ると生活習慣病のリスクが高まり、寿命を短くすることははっきりしています。

 逆にいえば、体重コントロールさえできて、かつ、ある程度の筋力、とくに足腰の筋肉がしっかりしていれば、それ以上、無理な運動をする必要はないのです。基本の運動は、しっかり歩くこととウォーキングで十分です。

 生活習慣病の観点からすると、体重を維持するうえで運動するのがいいのですが、疲れ、老化という観点からすると明らかに運動のやり過ぎはマイナス要素でしかないのです。