メディアカルチャーを総合的に紹介 原宿・渋谷・表参道エリアで「MeCA」が開催出展作品:坂本龍一+高谷史郎「waterstate 1(水の様態1)」2013年 撮影:丸尾隆一(YCAM)/写真提供:山口情報芸術センター[YCAM]

 2018年2月9日(金)から18日(日)の10日間、メディアカルチャーを紹介する総合イベント。「MeCA l Media Culture in Asia: A Transnational Platform(ミーカ・メディア カルチャー イン アジア:トランスナショナル プラットフォーム)」が東京の原宿、渋谷、表参道エリアで開催される。

 国際交流基金アジアセンターと、一般社団法人TodaysArt JAPAN/AACTOKYOが共同主催する「MeCA」は、プラットフォーム機能をもつ日本初の国際イベント。先端的な活動を行うアーティストと有識者がアジアを中心に国内外から集まり、展覧会や音楽ライブ、ワークショップなど、6つのカテゴリーで多彩なプログラムを展開する。

 デジタルテクノロジーと表現力の強度を追及する展覧会には、坂本龍一+高谷史郎、平川紀道ほか、約10組が参加する。

メディアカルチャーを総合的に紹介 原宿・渋谷・表参道エリアで「MeCA」が開催「BORDERING PRACTICE」出演者:KIMOKAL

 一方、音楽のジャンルでは、インターネット以降の世界各地の新たな音楽文化を紹介する「BORDERING PRACTICE at WWW X(ボーダリング プラクティス アット ダブリューダブリューダブリューエックス)」と、映像と音響が融合する瞬間を時代を超越するラインナップで提示する「Alternative SOUND + VISION at WWW(オルタネイティブ サウンド+ビジョン アット ダブリューダブリューダブリュー)」を同時開催。

 このほか、”バイオテクノロジーとアート”をテーマにした公募型キャンププログラムや、メディアアートの国際的な状況について考えるシンポジウムも予定している。

 会場となるのは、表参道ヒルズ、ラフォーレ原宿、Red Bull Studios Tokyo(レッドブルスタジオトーキョー)、WWW、WWW Xなど。2018年2月には、「第10回恵比寿映像祭」や「メディア・アンビション・東京」なども開催される。東京でアートが盛り上がりそうだ。


「MeCA l Media Culture in Asia: A Transnational Platform​」
開催期間:2018年2月9日(金)~2月18日(日)
開催場所:表参道ヒルズ、ラフォーレ原宿、Red Bull Studios Tokyo(レッドブルスタジオトーキョー)、WWW、WWW Xなど
https://meca.excite.co.jp/