景気ウォッチャー調査では
現状判断を示す指標が大幅改善

 今年は昨年と比べてどうでしょうか。ここで二つの調査をご紹介します。

 まずは、内閣府が発表している「景気ウォッチャー調査」が参考になります。この調査は、景気に敏感なタクシー運転手やコンビニエンスストアの店長など、景気の動きを敏感に観察できる約2000人を対象とした調査で、「街角景気」調査とも呼ばれます。

 12月8日に発表された11月の「景気ウォッチャー調査」では、現状判断を示す指標が大きく改善し、消費増税前の2014年1月以来の高水準となりました。内訳を見ると、家計動向関連が大幅に改善しました。また雇用関連も大変好調です。

 人々の気持ち・センチメントを推し量るためには、大手旅行会社・JTBの「年末年始の旅行動向」も参考になります。こちらは、JTBが11月初旬に全国1200名を対象にした調査が元となっています。

 それによると、17年12月23日~18年1月3日までの間に出発する旅行者の数は、前年比+1.0%の3027万4000人と、前年から増加する見込みです。内訳を見ると、国内旅行者数は同+0.9%の2957万人。海外旅行者数は同+2.8%の70万4000人と2年連続で増加し、過去最高かつ初の70万人超えとなりそうです。