「手取りを増やす」ためには、税金の仕組みを知ることが早道。新刊『サラリーマンのための「手取り」が増えるワザ65』から、抜粋してそのエッセンスをご紹介します!
出生届とあわせて
児童手当の申請をする
児童手当は「子どもが産まれたら、すみやかに役所で申請する」と覚えておいてください。なぜなら、「産まれた日」が基準になるのではなく、「申請した日の翌月分から」の支給となるからです。
月末に出産するとその月中の申請は難しいものです。その場合は「15日特例」といって、出産後15日以内なら出産日の翌月に申請してもその月から手当がもらえます。
たとえば、1月30日に出産し、2月5日に申請した人は、特例で2月分から手当を受けることができますが、2月20日の申請になってしまうと3月分からの支給となりますから、1ヵ月分(1万5000円)ソンすることになります。
出生届は、出産日を含めて14日以内に届け出をしなくてはいけないので、「出生届とあわせて児童手当の申請をする」といいでしょう。