体重が年々微増したら
食事の「質」を見直す時

 普段、朝食を抜いているのなら、朝はみかんひとつでも口にする。時間を気にせずにお酒を飲んでいるのなら、22時を過ぎたらお酒を口にしない。ラーメンがやめられないのなら、食べる時間をお昼にする(飲んだ後の〆ラーメンはしない)。このくらいの、ゆるくても継続できそうな食習慣を見つけましょう。

 もちろん、食べる量を減らした方がいいこともあります。毎日のランチでご飯を大盛りにする必要はありませんし、「お酒は週末だけ」「揚げ物は週に1回」というように、減らした方が明らかに健康的と思えるものを減らすのは、良い食習慣といえます。

「ひどい食生活をしているとは自覚していないのに体重が年々微増している」という人は、以前よりも「食事量が減っている」もしくは「食事全体の質が落ちている」というケースが考えられます。そんな時はカロリーのバランスではなく、食事の質を考え直す時が来たと捉えてみてください。

太ったと感じたら
「体脂肪率」をチェック

 健康診断でメタボと診断されなくても、ベルトの穴をひとつ緩めたり、シャツの襟元が苦しくなったり、スカートのホックがスムーズに止められなかったり、ニットを着たときに膨張しているように見えたり…いずれもよくある「太った」と感じるシーンです。

 肥満を数値化する基準として有名なのはBMIです。自称“太っている”という人でも、女性の場合には、BMIで見るとむしろ“痩せている”というケースが少なくありません。BMIは体重(kg)÷{身長(m)×身長(m)}で計算でき、日本肥満学会では25以上を「肥満」、18.5未満を「痩せ」としています。

 ただ、BMIが標準値でも、「体脂肪率」が高いため隠れ肥満に該当することもあります。そこでぜひ、BMIや体重だけでなく、「体脂肪率」にも目を向けてみてください。男性の場合は、体脂肪率15~20%が普通、25%以上が肥満と判定されます。女性の場合は、20~25%が普通、30%以上が肥満となります。計測するときは、毎回、同じタイミングで測るようにしましょう。

 体脂肪率はあまり気にしないという人は少なくありませんが、体脂肪率と食生活の変化を照らし合わせて見てみると結構おもしろいことが分かります。