◆自分の道を切り開くための6つの精進
◇すばらしい人生を生きるための秘訣

 すばらしい人生を生きるための秘訣「6つの精進」を紹介する。これら一つ一つは、著者が毎日お茶を飲む湯のみに焼き付けたほど大切に扱ってきた約束事だ。実りある人生を送るために、いつでも見られるよう「6つの精進」を一覧にして手帳に収めてはどうか、このように著者は言葉を添える。

◇誰にも負けない努力をする

「毎日一生懸命働く」。これこそが仕事をするために、また、幸せな人生を生きるために必要不可欠なことである。

 大半の人は、自分が手に入れた職種や研究内容に不満を募らせて不平不満を口にする。しかし、世の中で事を成すような人というのは、たまたま当たった好きでもない仕事を、好きになる努力をした人だ。だからこそ、まずは「惚れる」ほど自分の仕事を好きになる。人生というのは、努力をした分だけ神様からほうびが与えられるようにできている。

◇謙虚にしておごらず

 謙虚であるということは、人格を形成する要素の中で最も大切なものである。一生懸命努力を重ねて地位も名誉も手にすると、どうしても人は傲慢になっていってしまう。必死に働いて大会社を築き上げても、その後の傲慢さで没落してしまったという事例は本当に多い。

 大切なのは、成功する前から謙虚であるということだ。成功してもしなくても、「なんとすばらしい人柄よ」と言われるような人間性を身につけておかなければならない。
 
◇反省のある毎日を送る

 一生懸命に誰にも負けない努力をすることに加えて、「反省する」ことを毎日繰り返せば、人格やその人の魂は磨かれていく。

 かくいう著者も若い頃は傲慢になることもあった。その時には、毎日ではなくとも思い出した時に反省を繰り返すことで自分を律してきた。人に嫌な思いをさせなかったか、卑怯ではなかったか、自分さえよければいいというような言動はなかったか。一日の終わりはこのようにその日を振り返って反省することが大事である。

◇生きていることに感謝する

 人はひとりでは生きていけない。だからこそ、「生きていることに感謝する」ことは人生においても大変大事である。今ここに生きていられるのは、空気があり、水があり、自分を支えてくれる人々がいるからだ。このように考えれば、感謝の気持ちというのは自然に湧いてくるものである。

 とはいえ、感謝しろといわれても、なかなか難しいときもある。そのような場合は、「ありがたい」「ありがとうございます」と、感謝の念を口に出していれば、それは自然と習慣になり、感謝の気持ちも次第に湧いてくるだろう。