首都圏以上に中心地への人口の集中度合いが著しい関西圏。オフィスビルの跡にタワーマンションが立つ。大阪市街の向こうには千里ニュータウンなど人気住宅地が控えている

普段、あまり目にすることのない数字やデータに光を当てて多角的に分析、ビジネスパーソンにとっておきの「お役立ち情報」をご紹介する『ダイヤモンドDATAラボ』。『別冊週刊ダイヤモンド2018年1月14日号 伸びる街&地域活力ランキング』から、「伸びる街ランキング・関西編」をお届けする。

首都圏以上に「中央化」進む一方で
政令指定都市の区で過疎化も

 関西も首都圏同様、戦後減り続けた都心部の人口が、年々増加している。大阪の問屋街の松屋町筋もすっかりマンション街に変貌したし、船場のオフィスビルも更地になったかと思うと、タワーマンションに姿を変えている。

 関西圏の特徴は、大阪や神戸の中央区、京都の中京区などは、人口が大きく増加するという「中央」化が首都圏以上に進んでいる点だ。

 郊外では、子育て層が戸建て住宅を求めて移り住んでいる「新興ベッドタウン」が人口を増やしている。中でも、京都の京田辺市や木津川市、滋賀の草津市・守山市・栗東市、奈良の三郷町や王寺町に勢いがある。栗東市18.1%、守山市17.4%、木津川市17.2%など、年少人口比率の高さが顕著(全国平均は12.3%)となっている。