オンライン決済に慣れた世代が
akippaをどんどん使うように

 このシェアゲートは、ナゴヤドームに程近いショッピングモール駐車場にも導入されることになっている。週末に混み合うモールで駐車場が予約できることは大きいし、駐車券を無人機に挿入する手間にしても、雨の日に濡れずに済み、左ハンドル車の場合に代表されるような面倒がなく、スマホでアプリとBluetoothを起動していれば高速料金所のETCと同様にそのまま通過できるようになることの効果は大きい。

 ETCに一度慣れれば、現金で高速代を払う昔に戻ろうとは思わないはず。それと同じく、akippaに一度慣れた人は、スマホでキャッシュレスで支払いができ、しかも予約までできる便利さを大いに重宝するようになるはずだ。

 だが我々は、なんとなく面倒くさいという理由から現金で支払える駐車場ばかりを選びがちだ。ゲームやLINEスタンプなどを入り口に、オンライン決済に慣れた35~54歳の年齢層を中心にした人々がakippaをどんどん使うようになっていることが、その「なんとなくハードル」の打破につながることを期待する。

 近い将来、コンビニや飲食店でのスマホ決済が当たり前になったとき、我々は現金支払いの煩わしさを、かつての高速料金所渋滞と同じように思い出すことになるのだろう。駐車場という分野でキャッシュレス化推進の一翼を担っているakippaには、今後も注目したい。

(待兼音二郎/5時から作家塾(R))