一流の気くばり力Photo:PIXTA

人の第一印象の決め手になるのは「見た目」。といっても、美男美女に変身する必要はなく、「表情」と「声のトーン」を工夫するだけで、相手のあなたへの印象は一変します。新著『できる人は必ず持っている一流の気くばり力』を出版した安田正氏が、同書の中から、あなたの好感度を簡単にアップするテクニックについて解説します。

「明るさ」はテクニックで
誰でもすぐに作ることができる

「明るい」──ただそれだけで、相手に対する気くばり力はかなり大きいといってよいのではないでしょうか。「サービス精神のアンテナ」の感度が高い人は、その場を明るくすることに責任を感じているかのように、盛り上げてくれます。

 明るいかどうかは、もともとの性格に左右されるから自分には無理……と思っている人もいるかもしれません。そんな人に朗報です。

 実は、明るさは、テクニックで誰でもすぐに作ることができます。

「表情」と「声のトーン」を明るくすればいいのです。

 私はこれまで多くの「超一流」の方たちにお会いしてきましたが、やはりそういう方々は、第一印象が違います。偉そうなところがなく、人柄がいいのです。そしてパッと見ただけで、「この人はすごい」とわかるオーラを放っています。