今年も数多くの海や川で水難事故が起こっている。なぜ水難事故は減らないのだろうか。リスク対策.comの人気コラムニストであるアウトドア流防災ガイド・あんどうりす氏が水難事故の防ぎ方について解説する。
いつもは夏の水遊びシーズン前にライフジャケットの記事を書く事にしているのですが、今年は出遅れてしまいました。やはり例年どおり、水辺の事故で命が失われていることが残念でなりません。例年、水難事故数は横ばいの現象が続いています。
いいかげん、人が亡くなるのを止められない副次的な対策の啓蒙に精を出すのはやめにして、学校でもライフジャケットが必須である旨を伝えませんか?
ちょっときつい書き方になってしまいましたけど、こどもの頃、長期休みの注意事項を書いたプリントがありませんでしたか?
「こどもだけで危ない場所に行ってはいけません」という注意書きです。そして、夏の危険な場所の代表例が「川や水辺」でしたよね。
過去形で書きましたが、これは、今でも現役です。