親会社であるフェイスブックとは異なるアイデンティティーを持ち、マーケターにとって魅力的なプラットフォームとなっている写真共有アプリのインスタグラムから、共同創業者の2人が辞任する。同アプリに望ましくない変化がもたらされる可能性があると、広告業界では懸念が広まっている。インスタグラムはケビン・シストロム最高経営責任者(CEO)とマイク・クリーガー最高技術責任者(CTO)が今後数週間のうちに同社を去ると認めた。フェイスブックは6年前に10億ドル(現在のレートで約1130億円)でインスタグラムを買収したが、ここ数カ月はインスタグラムの独立性と事業拡大戦略をめぐり、両氏とフェイスブック幹部の間で意見が衝突していたとウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)はこれまでに報じている。