米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズは最近、新規株式公開(IPO)での評価額が最大1200億ドル(約13兆4000億円)に上るとの提案を米金融大手から受けたもようだ。複数の関係者が明らかにした。IPOは早ければ来年初めにも実施する可能性がある。この桁外れの評価額は、わずか2カ月前に行った資金調達での評価額の2倍近い。また米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)、フォード・モーター、欧米系フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)の時価総額の合計を上回る規模だ。関係者によれば、ゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーが先月、評価額も含めた提案書をウーバーに提出した。こうした提案は、ウーバーが上場へ向け勢いづいていることを示している。米金融業界とIT(情報技術)業界の両方から大きな注目を集めるウーバーのIPOは、予想より早期に実現する可能性もありそうだ。
ウーバー、上場で評価額1200億ドルも=関係者
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