マイク・ポンペオ米国務長官は18日、サウジアラビア人記者ジャマル・カショギ氏の失踪・殺害疑惑を巡り、サウジは事件の重大さを理解しており、「徹底した調査」を実施すると表明したと明らかにした。ホワイトハウスで記者団に語った。ポンペオ長官はこの日、サウジとトルコの首脳らとの会談の内容をホワイトハウスでドナルド・トランプ大統領に報告。サウジの調査が完了するまで数日待つよう大統領に助言したとしている。その上で、米国はどのように対応すべきか決めることができると述べた。カショギ氏は今月2日、トルコのサウジ領事館に入って以降、行方が分からなくなっている。トルコはサウジの工作員集団が領事館内でカショギ氏を殺害した音声記録を有していると主張しているが、サウジ政府は関与を否定している。