中国のインターネットサービス大手、テンセントホールディングスは5日、中国で若年層のオンラインゲームの時間を厳しく制限する方針を明らかにした。12歳以下の子どもについてはプレー時間を1日1時間に制限し、午後9時から午前8時はプレーを禁止する。また、認証制度によって、プレーヤーの身元と年齢を公安データベースに照らして確認する。この制度は年内に10のモバイルゲームについて導入し、来年中には全タイトルで実施する予定だ。中国では国営メディアがビデオゲームの依存性の高さや暴力的な内容を非難してきた。そうした中、中国政府はビデオゲームに対する規制を強化している。テンセントは9月に初めて大ヒットしたモバイルゲーム「王者栄耀(オナー・オブ・キングス)」に認証制度を導入した。中国のゲーム愛好家は6億人を超える。