米国がイランとの開戦を視野に軍事的な準備を強化する中、27日には空母「ジェラルド・R・フォード」が中東海域に接近した。前日のイランとの交渉は決裂し、同国の核・ミサイル計画を巡って突破口を開くことはできなかった。フォードはイスラエルに向けて航行しており、同地域に展開する米海空軍の戦力に2隻目の空母が加わることになる。米国は実戦投入を想定し、最新鋭のF22戦闘機をイスラエル国内の空軍基地に初めて配備。さらに、テルアビブ近郊の主要民間空港に空中給油機を移動させた。一方、米国は中東の米大使館2カ所から、緊急業務に携わらない職員と外交官家族を退避させている。戦争勃発時のイランによる報復攻撃に備えた措置だ。