コミュニティによって認知度がアップ
新入社員の募集にも好影響
――今年8月に六本木で行われた「VANILLA YOGURT CAFE」はコミュニティから生まれた企画ですか?
関戸 もともとバニラヨーグルト発売25周年、バニラヨーグルトの日制定10周年を迎えた2018年に、感謝を込めてカフェのイベントを行うという構想がありました。企画を詰めていくうちにコミュニティに絡めることができたら面白い企画になると思い、クオンさんに相談したところ、トピックを立てて意見を募集したり、座談会の中で意見を聞く場をもうけてくれました。報道関係者向けのプレオープン時には、座談会に参加してくれた皆さんもお招きしたのですが、「お久しぶりです!」と言ってくださって、本当にあたたかいコミュニティだなと実感しました。今までの中で一番ウェブとリアルがつながった企画になったと思います。
――イベントの場所は、六本木の待ち合わせの名所・アマンドでしたね。
関戸 8月に創業72周年を迎えたアマンドさんのブランドカラーはピンクですが、これをバニラヨーグルトの青と白に変えました。ここまでやったのは、バニラヨーグルトだけだそうです。
齋藤 通行人が驚いていましたね(笑)。オープンは8月の暑い3日間(24~26日)でしたが、朝から行列ができるほど多くのお客さまに来ていただき、ニッポンハムグループ内でも注目されたイベントになりました。
関戸 自分たちのアイデアだけで企画を進めていたら不安だったと思いますが、コミュニティの意見を反映させることができたので、自信を持ってオープンの日を迎えることができました。
――コミュニティを導入する前と後で、社内はなにか変わりましたか?
齋藤 以前はお客さまが商品を召し上がっている姿を見たり、意見を聞く機会がなかったのですが、今はコミュニティを通じて見聞きすることが可能になったことが大きく変わったところですね。リクルートにも貢献しているようです。コミュニティを見て日本ルナに応募したという新入社員もいたそうです。
始めたばかりの頃は、社内の人間からいつまで続くの? なんて聞かれたこともありました。期間限定だと思われていたようです。
関戸 でも今はコミュニティが社員の日常に溶け込んでいるという感じで、いつまで? という質問はなくなりました(笑)
――オープンから2年が経過し、どのような課題が見えてきましたか?
齋藤 社内にコミュニティの会員さんと直接会う場がつくれていないというのが課題です。2019年に新工場(群馬県高崎市)が竣工するので、ここに工場見学ルートのような、お客さまと直接出会える場がつくれないかを検討しています。お客さまとメーカーの人間が直接会うことで、よりお客さまのファン化が進む、社員の士気が上がるという効果を感じているので、なんとか仕組み作りをしたいですね。ウェブからリアルへという感じです。
関戸 イベントや工場見学に参加した皆さんがコミュニティで発言し、そのレポートを読んだ会員さんに、商品だけでなく、日本ルナという会社を知っていただくなど、リアルからウェブへという好循環も始まっています。そんな素晴らしいコミュニティサイトに関わることができて日々うれしく思っています。
>>「バニラヨーグルト ファンコミュニティ」のサイトはこちら
>>「バニラヨーグルト」のブランドサイトはこちら
【PR】